平野美宇(ひらの みう)選手のプロフィール・大会成績・試合動画情報まとめ

こんにちは。らっこです。

女子卓球黄金世代の1人で、東京2020オリンピックでは団体戦銀メダルを獲得した平野美宇選手。

ハリケーンと称される超高速卓球を武器に世界の舞台で活躍し、2024年のパリオリンピック出場も内定しました。

シングルス戦は初出場、団体戦は2大会連続での出場です。

 

このページでは、平野美宇選手の経歴や戦型(プレースタイル)・大会の結果・試合のアーカイブ動画などの情報をまとめて紹介します。

平野選手を知って、さらに卓球観戦を楽しみましょう!!

平野美宇選手のプロフィール

選手名 平野美宇(ひらの みう - MIU HIRANO )
出身地 山梨県
生年月日 2000年4月14日
身長 158cm
性別
利き手
所属チーム 木下グループ(Tリーグ:木下アビエル神奈川)
現在の世界ランキング 16位(2024年第4週)
世界ランキングの最高位 11位(2021年3月)
使用用具
ラケット バタフライ・ビスカリア
フォア面(表面)ラバー バタフライ・テナジー05ハード
バック面(裏面)ラバー バタフライ・テナジー05

 

twitterアカウント 平野美宇
instagramアカウント 平野美宇
YouTubeアカウント 平野美宇

平野美宇の経歴

3歳5ヶ月で卓球をはじめ、母が指導する山梨の「平野卓研(平野英才教育研究センター卓球研究部)」や祖父の自宅2階にある卓球台で練習する。

2004年の全日本卓球選手権大会バンビの部に4歳で史上最年少出場すると、その後は様々な最年少記録を更新し続け注目を集める。

2009年4月からミキハウスのチーム「ミキハウスJSC(大阪府八尾市)」に所属し、2013年4月の中学入学と同時にJOCエリートアカデミーに入校。

中学時代は伊藤美誠とのダブルス「みうみま」で活躍し、2014年にはITTFワールドツアードイツOPで最年少優勝すると、同年のワールドツアーグランドファイナルも制した。

高校は大原学園高等学校に進学し、引き続きJOCエリートアカデミーで練習を重ねる。

2016年8月のリオオリンピックは選考時の世界ランキングで日本選手4番手だったため補欠選手になる。

リオオリンピック後にプレースタイルを変更し、女子ワールドカップ・全日本選手権・アジア選手権で次々に優勝。

特にアジア選手権では中国の丁寧(世界ランク1位)・朱雨玲(世界ランク2位)・陳夢(世界ランク5位)を破り、「ハリケーン・ヒラノ」と呼ばれる高速攻撃で卓球界に衝撃を与えた。

高校卒業後は「強い人間にならないといけない」と決意してプロ選手としての活動を始める。

東京2020オリンピックの代表選考では終盤まで石川佳純とシングルス代表枠を競うが落選し、女子団体代表として銀メダルを獲得。

2023年は技術・メンタルの安定度が増し、『シンガポールスマッシュ』で王艺迪(当時世界ランキング3位)、『WTTコンテンダー ザグレブ2023』で孫穎莎(当時世界ランキング1位)に勝利している。

2024/2/5、パリオリンピックのシングルスと団体の代表候補選手に内定!

 

ダブルスは2017年頃から石川佳純(2023年5月に引退)と組む機会が多くなり、東京2020オリンピックの団体戦でもこのペアで戦っている。

中国リーグへの参戦経験もあり、2014年には甲Aリーグ(中国スーパーリーグの下部組織)の河南チーム、2016年には中国スーパーリーグのオルドス1980に加入した。

Tリーグには2018年から2022年まで日本生命レッドエルフ、2022年から木下アビエル神奈川に所属している。

3姉妹の長女で両親は元卓球選手、妹2人も卓球選手の卓球一家。

卓球選手の村松雄斗はいとこである。

アイドル好きで乃木坂46やAKB48のファン。TWICEのライブに行ったこともある。

競泳の池江璃花子は同学年で仲が良い。

平野美宇について

普段はおっとりした印象ですが、ラケットをもつと超高速のボールを連続で打ち込んで攻撃する平野美宇選手。

幼いころは負けそうになると涙することも多く「第2の愛ちゃん」としてメディアに取り上げられ有名になりました。

同学年の伊藤美誠・早田ひならと共に卓球女子黄金世代の1人で、中学時代は伊藤美誠との「みうみま」ペアとしてダブルスでも活躍しています。

2016年のリオオリンピックは落選しましたがリザーブ(補欠)として帯同しました。

目の前でみた日本女子団体(石川佳純・福原愛・伊藤美誠)のメダル獲得に悔しい思いを抱える一方で、世界で戦うためにプレースタイルを変えることを決意。

「ハリケーン・ヒラノ」と呼ばれる攻撃的な高速卓球を武器とするようになり、2017年のアジア選手権は中国選手を倒して優勝しています。

東京2020オリンピックではシングルス代表は逃しましたが、女子団体メンバー(伊藤美誠・石川佳純・平野美宇)に選出され銀メダルを獲得しました。

2024年のパリオリンピックを目指しており、高速プレーだけでなく台上技術や戦術といった部分も強化しています。

平野美宇の戦型

右シェーク両面裏ソフトドライブ型

右利き・シェークハンド・フォア面裏ソフトラバー・バック面裏ソフトラバー・ドライブ型

 

もともとは相手選手のミスで得点を重ねる「安定型」のプレースタイルでした。

リオ五輪選考に落選後、世界で戦うためには「攻撃型」になる必要があると考え、強打をたたみかける連続高速ラリーを武器に戦うようになります。

プレースタイルを変更するために、粘り強く体幹・筋力トレーニングを行うだけでなくフォームの重心の入れ方も改善したそうです。

このスタイルは鮮烈な印象を残した一方で、世界中から徹底的に研究されることとなり、なかなか勝てない苦しい時期もありました。

東京2020オリンピック前は「攻めようと思い過ぎて、タイミングが速すぎたり、焦ってミスしたりすることが多い」と自己分析しています。

その後、高速ラリーだけでなくツッツキやストップなどの台上技術や戦術面を磨くことで、ミスが少なくなり精神面でもますます安定してきています。

平野美宇のライバル関係

同学年の伊藤美誠・早田ひな、同年代の加藤美優らと共に「女子卓球黄金世代」の1人とされています。

特に伊藤美誠とは「みうみま」としてダブルスの相方でありライバルであるとマスコミによく取り上げられていました。

ただ、伊藤・平野それぞれの実力が上がったことで、ダブルスとしてのまとまりが崩れることが多くなり、2016年にペアを解消。

2018年3月のカタールオープンで久しぶりに再結成したが、2回戦で中国ペア(陳幸同/孫穎莎)に敗れています。

東京2020オリンピック前後からは、伊藤・平野・早田が同学年トリオとして注目されています。

平野美宇のコーチ

「ミキハウスJSC」では元世界ランキング5位の陳莉莉がコーチをしていた。

2013年入校したJOCエリートアカデミーでは劉潔がコーチを担当。

2016年頃からは中澤鋭がコーチとなり、高速卓球へのモデルチェンジを指導しています。

平野美宇の記録や大会成績

  • ワールドカップ 女子シングルス 最年少優勝 16歳
  • 全日本選手権一般女子シングルス 最年少優勝 16歳9カ月
  • アジア卓球選手権女子シングルス 最年少優勝 17歳

平野美宇の近年の成績

平野美宇の2023年の戦績

12月 ITTF混合団体ワールドカップ 混合団体銅メダル
11月 第6回パリオリンピック選考会 女子シングルス 第6位
8月 第19回アジア競技大会 女子シングルス Best16
女子ダブルス Best8(長﨑美柚ペア)
8月 WTTコンテンダー リマ 女子シングルス Best16 ※途中棄権
女子ダブルス Best8(張本美和ペア)
7月 全農CUP 東京大会
(第5回パリオリンピック選考会)
女子シングルス 第3位
6月~7月 WTTコンテンダー ザグレブ2023 女子シングルス 優勝
女子ダブルス Best16:本戦1回戦敗退(長﨑美柚ペア)
6月 WTTコンテンダー チュニス2023 女子シングルス Best8
女子ダブルス Best4(長﨑美柚ペア)
6月 Tリーグ NOJIMA CUP 2023(個人戦) 女子シングルス 優勝
5月 世界卓球選手権(個人戦)ダーバン大会 女子シングルス Best16
5月 全農CUP 平塚大会
(第4回パリオリンピック選考会)
女子シングルス 5位
4月 WTTスターコンテンダー バンコク 女子シングルス Best16
3月 シンガポールスマッシュ 女子シングルス Best16
2月 WTTスターコンテンダー ゴア 女子シングルス Best4
1月 全日本卓球選手権大会:一般の部 女子シングルス Best8

 

平野美宇の試合動画

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