こんにちは。らっこです。
幼少期から様々な大会で優勝を重ね、中学生時代から日本トップクラスの実力を誇る木原美悠選手。
長﨑美柚選手とのダブルスも強く、2人で「Wみゆう」の愛称で親しまれています。
パリオリンピック代表を目標に掲げており、代表選考レースでも注目される選手です。
このページでは、木原美悠選手の経歴や戦型(プレースタイル)・大会の結果・試合のアーカイブ動画などの情報をまとめて紹介します。
木原選手を知って、さらに卓球観戦を楽しみましょう!!
木原美悠選手のプロフィール
選手名 | 木原美悠(きはら みゆう - Miyuu Kihara ) | ||||||
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出身地 | 兵庫県 | ||||||
生年月日 | 2004年8月3日 | ||||||
身長 | 164cm | ||||||
性別 | 女 | ||||||
利き手 | 右 | ||||||
所属チーム | 木下グループ(Tリーグ:木下アビエル神奈川) | ||||||
現在の世界ランキング | 23位(2024年第18週) | ||||||
世界ランキングの最高位 | 13位 (2022年7月) | ||||||
使用用具 |
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twitterアカウント | 木原美悠 | ||||||
instagramアカウント | 木原美悠 |
木原美悠の経歴
父親が元卓球選手で卓球教室を運営している卓球一家に生まれる。
姉・兄も卓球をしていた影響もあり4歳で卓球を始める。
2011年・2022年の全日本選手権でバンビの部、2014年にカブの部、2015・2016年にホープスの部で優勝し、各世代のタイトルを総なめしてきた。
本人は小学生1年生で優勝したときに「もうちょっと頑張ってみようかな」と思って卓球を続けたと話している。
さらに、2015・2016年の全日本カデットの部には小学生で出場し、13歳以下シングルスで2連覇を果たした。
中学生時代には1年生で全国中学校卓球大会(全中)優勝、2年生で全日本選手権女子シングルスの決勝へ進出している。
国際大会でも活躍し、世界ジュニア卓球選手権・ワールドカデットチャレンジなどで結果を残した。
2019年にはITTFチャレンジ・クロアチアオープンで単複2冠。
さらに、2019年ITTFグランドファイナルには長﨑美柚との「Wみゆう」ペアで出場し、孫穎莎・王曼昱(中国)ペアを下して優勝。
高校入学後も世界ユース選手権のU19シングルス銀メダル、全日本ジュニア優勝と活躍し続けている。
Tリーグでは木下アビエル神奈川に所属し、2021-2022シーズンにはシングルス16勝8敗でチームに貢献した。
SNSでは競技報告のほか、友人とのTikTok動画や関西弁での文章など明るい人柄がよく分かる投稿も多い。
木原美悠について
厳しいコースに打ち込むコントロール力と高速スマッシュが武器の木原美悠選手。
小学生時代から同世代の大会で優勝を重ね、テレビ番組にも多数出演し「天才少女」と呼ばれていました。
中学生での出場となった2019年全日本選手権女子シングルスでは決勝に進出を果たします。
ちなみに14歳5ヶ月での決勝進出は最年少記録です。
ダブルスでも実力を発揮しており、2019年のグランドファイナル(長﨑美柚とペア)では中国ペアを下して優勝しています。
気持ちの切り替えが早いタイプで、強心臓であることも強み。
2024年のパリオリンピックについては「一番の目標。選考会でしっかり結果を出したい」と語っています。
木原美悠の戦型
右シェーク前陣速攻型
右利き・シェークハンド・フォア面裏ソフトラバー・バック面表ソフトラバー・前陣速攻型
卓球台に近い位置に張り付いて、厳しいコースに打ち込むのが得意な選手。
コントロールに定評があり、変化を大きくつけるよりもスピードを重視したバックハンドやスマッシュで得点重ねていきます。
回転の分かりにくいサーブも武器の1つで、巻き込みサーブを中心にしゃがみこみサーブ・王子サーブなど繰り出します。
JOCエリートアカデミーでトレーニングするようになってからは筋力アップにも励み、成長期で身長が伸びたこともあり、年々ボールの威力が増しています。
木原美悠のライバル関係
同学年では頭一つ抜けている木原美悠選手。
近い年代の選手で一番意識しているのは「Wみゆう」の相方である2歳年上の長﨑美柚選手でしょう。
ダブルスでは最強のコンビですが、シングルスではライバルという間柄。
小学生時代に出会い切磋琢磨するなかで「一緒に世界卓球に出る」という夢をもち、2022年世界卓球で果たしました。
さらに、2023年の世界卓球選手権(個人戦)では長﨑選手と組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得!
木原美悠のコーチ
幼少期は父親である木原博生から指導を受けていた。
JOCエリートアカデミーでは女子監督の中澤鋭が担当コーチについた。
木原美悠の近年の成績
木原美悠の2024年の戦績
6月 | WTTコンテンダー ザグレブ | 女子シングルス Best4 |
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5月 | WTTコンテンダー 太原 | 女子シングルス Best4 |
5月 | サウジスマッシュ | 女子シングルス Best16 |
3月 | シンガポールスマッシュ | 女子シングルス Best64 混合ダブルス Best4(チュ・チョンヒペア) |
2月 | 世界卓球選手権(団体戦) | 女子団体 準優勝 |
1月 | 全日本卓球選手権大会・一般の部 | 女子シングルス Best8 |
木原美悠の2023年の戦績
12月 | ITTF混合団体ワールドカップ | 混合団体銅メダル |
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11月 | 全農CUP 大阪大会 (第6回パリオリンピック選考会) |
女子シングルス 第3位 |
8月 | WTTコンテンダー リマ | 女子シングルス Best4 女子ダブルス Best4(長﨑美柚ペア) |
7月 | 全農CUP 東京大会 (第5回パリオリンピック選考会) |
女子シングルス Best16 |
7月 | WTTスターコンテンダー リュブリャナ | 女子シングルス Best8 |
6月~7月 | WTTコンテンダー ザグレブ | 女子シングルス Best16 女子ダブルス Best16:本戦1回戦敗退(張本美和ペア) |
6月 | WTTコンテンダー チュニス | 女子シングルス Best8 女子ダブルス 準優勝(張本美和ペア) |
6月 | Tリーグ NOJIMA CUP 2023(個人戦) | 女子シングルス Best16 |
5月 | 世界卓球選手権(個人戦)ダーバン大会 | 女子シングルス Best16 女子ダブルス 銅メダル(長﨑美柚ペア) 混合ダブルス Best16(宇田幸矢ペア) |
5月 | 全農CUP 平塚大会 (第4回パリオリンピック選考会) |
女子シングルス Best16 |
4月 | WTTスターコンテンダー バンコク | 女子シングルス Best16 女子ダブルス Best4(長﨑美柚ペア) |
4月 | WTTチャンピオンズ マカオ | 女子シングルス Best32 |
4月 | WTTチャンピオンズ シンシャン | 女子シングルス Best32 |
3月 | シンガポールスマッシュ | 女子シングルス Best32 |
1月 | 全日本卓球選手権大会:一般の部 | 女子シングルス 準優勝 女子ダブルス Best8(長﨑美柚ペア) 混合ダブルス Best8(篠塚大登ペア |
木原美悠の2022年の戦績
12月 | 世界ユース卓球選手権大会 | U19女子シングルス 優勝 U19女子ダブルス 優勝(張本 美和ペア) |
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11月 | 全農CUP TOP32 船橋大会 (第3回 パリオリンピック選考会) |
女子シングルス 第4位 |
10月 | WTTカップ・ファイナル シンシャン | 女子シングルス Best16 |
10月 | WTTチャンピオンズ マカオ | 女子シングルス Best16 |
9月~10月 | 2022世界卓球選手権成都大会(団体戦) | 女子団体 銀メダル |
9月 | 全農CUP TOP32 福岡大会 (第2回 パリオリンピック選考会) |
女子シングルス Best16 |
8月 | Tリーグ NOJIMA CUP 2022(個人戦) | 女子シングルス 第3位 |
7月 | WTTチャンピオンズ (ヨーロッパサマーシリーズ2022) |
女子シングルス Best8 |
7月 | WTTスターコンテンダー (ヨーロッパサマーシリーズ2022) |
女子シングルス Best16 |
6月 | WTTコンテンダー ザグレブ 2022 | 女子シングルス Best32 |
4月 | 第19回アジア競技大会・代表選考会 | Aグループを1位通過 ※第19回アジア競技大会の団体戦代表候補選手に内定 |
3月 | WTTスターコンテンダー ドーハ | 女子シングルス 優勝 女子ダブルス 優勝(長﨑 美柚ペア) |
3月 | WTTコンテンダー ドーハ | 女子シングルス Best4 女子ダブルス 優勝(長﨑 美柚ペア) |
3月 | LION CUP TOP32 (第1回 パリオリンピック選考会) |
女子シングルス 第3位 |
1月 | 全日本卓球選手権大会 | ジュニアの部 女子シングルス 優勝 一般の部 女子シングルス Best4 |