【卓球ニュース】世界卓球女子団体は中国3-2日本の激戦!孫穎莎・陳夢も涙。

こんにちは。らっこです。

2024/2/16(金)から始まった『2024世界卓球選手権(団体戦)』の女子団体決勝が2/24(土)に行われました。

結果、中国 3-2 日本 で中国が6連覇しました。

日本は早田ひな選手と平野美宇選手が勝ち星をあげて惜しかったのですが、素晴らしい試合で銀メダルを獲得しています。

ここまで追い込まれた中国女子チームの姿は珍しく、中国でも衝撃があったようです。

このページでは、中国での反応をまとめたいと思います!

 

→2024世界卓球選手権(団体戦)の結果速報・アーカイブ動画情報はこちらのページで随時更新中。

中国3-2日本、厳しい試合が続くもなんとか面目を保った中国女子

 

中国女子チーム:孫穎莎・王艺迪・陳夢・陳夢・陳幸同

日本女子チーム:早田ひな平野美宇伊藤美誠張本美和木原美悠

 

👑中国 3-2 日本

  1. 孫穎莎 WR1 3-0 張本美和 WR16
  2. 陳夢 WR3 1-3 早⽥ひな WR5
  3. 王艺迪 WR2 0-3 平野美宇 WR18
  4. 孫穎莎 WR1 3-0 早⽥ひな WR5
  5. 陳夢 WR3 3-1 張本美和 WR16

 

ここからは、中国メディアで報じられた内容をピックアップして紹介していきます。

原文記事はこちら『深度:女乒三主力全输球,世乒赛20年第一回!六连冠背后的忧虑』『面对年轻一代的日本女乒,中国女乒也要居安思危了!』『看哭了!国乒女团热血逆转日本队!实现六连冠』『逼入绝境!日本女队为何能把国乒打哭?这三个环节做得确实太好了

 

日本女子に絶望的なほど追い詰められた中国チーム

決勝戦での日本女子チームは驚異的な強さをみせ、中国チームにとって厳しい戦いとなりました。

なんとか勝利しましたが中国女子チームの選手は涙を流しており、これまでの大会では見たことのない光景でした。

 

2勝してチームを優勝へ導いた孫穎莎

孫穎莎:新華社から引用

 

優勝後のインタビュー

「優勝することができて本当に嬉しい。中国チーム全員で勝ち取った優勝です。応援してくださった皆様本当にありがとうございました。」

 

1番の孫穎莎は3-0で15歳の張本美和を下しましたが、2番の陳夢と3番の王艺迪が敗れ、1-2の状況で4番に再登場。

フォアハンドの強さで早田ひなを圧倒し、2-2の同点に戻しました。

大きなプレッシャーのなか2試合でしっかり勝利した孫穎莎は、世界ランキング1位の実力を見せつけたといえるでしょう。

とはいえ、予選でインドのムカルジー選手に敗戦したことで弱点も明らかになっており、改善の余地はまだまだあります。

 

早田ひなに敗北するもなんとか踏ん張った陳夢

陳夢:新華社から引用

 

優勝後のインタビュー

「厳しい状況のなかで孫穎莎選手が2勝という素晴らしい結果をだしてくれました。チームの力によって勝利できたのだと強く感じています。」

「第5試合は本当に緊張しましたが、決勝で2敗するわけにはいかないと自分自身に言い聞かせました。私はこのチームで最年長なので…」

 

2番で早田ひなに敗れた陳夢は、優勝決定戦となる5番の張本美和戦で再登場。

一進一退の状況で非常に厳しい戦いとなり、なんとか勝ったものの涙していました。

この決勝戦は陳夢に多くの課題を残しました。

 

王艺迪はストレートで平野美宇に敗退

王艺迪:新華社から引用

 

日本チームは15歳の張本美和をあえて2番手とし、平野美宇が確実に3番で勝つ作戦だったと推測されます。

過去のオリンピックでは直前の世界選手権で敗戦した選手を代表メンバーから外したことがありますので、王艺迪は非常に厳しい状況にあるのではないでしょうか。

 

直近の団体戦で一番難しい試合だったと語る馬琳監督

 

優勝後のインタビュー

「過去一年の中国女子チームで最も厳しい試合。決勝はこの組み合わせになるだろうと予想していた。孫穎莎が救世主になってくれました。」

馬琳監督は指揮能力について疑問の声が出ることもありますが、チームメンバーとは良好な関係を築いており、パリオリンピックに向けて精神面でも支えることができるでしょう。

 

伊藤美誠を軸としたチームから変化した日本

私たち卓球ファンは、陳夢以外の中国代表主力メンバーを破ってきた伊藤美誠を記憶しています。

彼女は日本女子チームのなかでも飛びぬけた成長を遂げ、彼女の存在により丁寧・朱雨玲・劉詩文が引退を余儀なくされたとも言われています。

今回の日本は伊藤美誠だけでなく早田ひな・平野美宇・張本美和が主力としてメンバーに入りました。

そして王艺迪・陳夢が敗戦したように、以前までの実力差は無くなっています。

日本は精神的にも強く戦術の応用が利く選手が増えており、中国が第5試合まで追い込まれる要因でしょう。

確実に日本チームの総合力は上がっているので、それを認めてしっかり対策していく必要があります。

 

まとめ:中国でも日本戦は注目度が高く、五輪に向けてさらに盛り上がる

テレビやネットのニュースで試合映像やインタビューが流れていたので盛り上がりを感じた人も多いのではないでしょうか。

中国では卓球を実際にしている人が多く、注目度の高い人気スポーツです。

日本もパリオリンピックに向けて卓球ファンがさらに増えるといいなぁと思います。

 

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