2023/12/4(月)
放映情報を更新しました。
こんにちは。らっこです。
2023/12/4(月)~10(日)の日程で『ITTFワールドカップ混合団体2023』が中国・成都でスタートします。
日本は当初不参加を表明していましたが、11/13(月)に参加することを正式発表しました。
男女の選手が混合団体としてチームを組む珍しい大会なので、どのような戦いになるのか注目です。
では、早速『ITTF混合団体ワールドカップ2023』の概要や注目選手をチェックしましょう。
→毎日の結果速報・組み合わせリーグ表・アーカイブ動画情報はこちらのページで随時更新中。
目次
ITTF混合団体ワールドカップ2023ってどんな大会?
ITTF(国際卓球連盟)主催の国際大会で、基本的に個人戦は毎年1回・団体戦は2年に1回行われていました。
最後の開催は2020年でその後はWTTカップ・ファイナル(WTTファイナル)を実施していたので、久々の開催です。
2023年のW杯は男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスを組み合わせた男女混合団体という初の試みで行われます。
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大会概要
正式名称:ITTF混合団体ワールドカップ2023
公式HP:ITTF Mixed Team World Cup 2023
主催: 国際卓球連盟(ITTF)
開催地:中国・成都・四川体育館
開催期間:2023年12月4日(月)~10日(日)
時差:日本の方が1時間進んでいる。
種目:男女混合団体
プレーシステムについて
【参加チーム数】
1チーム3~4名の男女選手で構成する18チーム ※11/17に出場チーム16→18に変更
【試合の順番】
- 混合ダブルス
- 女子シングルス(混合ダブルスに参加しない選手)
- 男子シングルス(混合ダブルスに参加しない選手)
- 女子ダブルスor男子ダブルス
- 男子ダブルスor女子ダブルス
※4番・5番のダブルスについては、ランキング下位のチームが試合直前にプレー順を決定する。
【試合ルール】
- 各試合必ず3ゲーム行い、獲得ゲーム数が先に8ゲームになったチームが勝利。
- 第1ステージと第2ステージを行うが、どちらも総当たり戦で戦う。
- 第1ステージの1位・2位が第2ステージに進出。
- 第1ステージで対戦した場合、第2ステージでは再戦せず第1ステージの結果を採用する。
各種ポイントについて
・世界ランキングポイント
今大会は成績によってチームごとに下記のポイントを獲得します。(詳細記事はこちら)
種目 | 優勝 | 2位 | BEST4 | BEST8 | 9~18位 |
男女混合 | 1,000 | 700 | 350 | 175 | 20 |
チームで獲得したポイントは、シングルス・ダブルスで各選手が勝利した比率によって分配されます。
大会マスコット
公式マスコットは『ピンピン(Ping Ping)』
四川省のシンボルであるジャイアントパンダをモデルにしたピンピンは、楽しさとフレンドリーさをイメージしてデザインされたそうです。
やっぱり中国といえばパンダ!!!!!
出場チーム・出場選手について
出場チームの選出方法
18チームの選出方法はこちら ※11/17に出場チーム16→18に変更
- 最大10チーム:前回の大陸選手権(団体)の男子または女子のいずれかの優勝チーム
- 最低7チーム:2023 年 10 月の世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出
- 1チーム:開催国 ※出場資格を有していない場合
出場チーム一覧
11/17(金)に出場チームが正式発表されました。
国名 | 備考 |
エジプト | アフリカ選手権優勝(男女) |
アメリカ | アメリカ選手権優勝(女子) |
中国 | アジア選手権優勝(男女) |
ドイツ | ヨーロッパ選手権優勝(女子) |
スウェーデン | ヨーロッパ選手権優勝(男子) |
オーストラリア | オセアニア選手権優勝(男女) |
台湾 | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
フランス | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
香港 | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
インド | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
日本 | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
韓国 | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
ポルトガル | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
プエルトリコ | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
ルーマニア | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいて選出 |
シンガポール | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいてリザーブから選出 |
スロバキア | 世界ランキングポイント(チーム)に基づいてリザーブから選出 |
カナダ | アメリカ選手権準優勝(男子) |
【出場権はあるが出場しないチーム】
国名 | 備考 |
ブラジル | アメリカ選手権優勝(男子) |
出場予定選手(日本)
日本の出場選手は11/13(月)に発表されましたが、選考基準は明かされていません。
※世界ランキング(WR)は2023年第45週(11/7発表)のものです。
【男子】
選手名 | 備考 |
張本 智和(智和企画) | WR9 |
戸上 隼輔(明治大学) | WR31 |
吉山 僚一(日本大学) | WR137 |
曽根 翔(T.T彩たま) | WR272 |
【女子】
選手名 | 備考 |
早田 ひな(日本生命) | WR5 |
平野 美宇(木下グループ) | WR17 |
木原 美悠(木下グループ) | WR24 |
張本 美和(木下アカデミー) | WR13 |
出場予定選手(海外)
11/23(木)に各国の出場選手が発表されました。
国名 | 選手名 |
中国 | 男子:樊振東(ハン・シントウ/FAN Zhendong) 男子:王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ) 男子:馬龍(マ・ロン/MA Long) 男子:林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan) 女子:孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ) 女子:王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu) 女子:陳夢(チェン・ムン/CHEN Meng) 女子:王艺迪(ワン・イーディ/WANG Yidi) |
フランス | 男子:フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN) 男子:アレクシス・ルブラン(Alexis LEBRUN) 男子:シモン・ゴジ(Simon GAUZY) 女子:ジア ナン・ユアン(Jia Nan YUAN) 女子:プリティカ・パバド(PAVADE Prithika) 女子:カミーユ・ルッツ(LUTZ Camille) |
ドイツ | 男子:リカルド・バルザー(Ricardo Walther) 男子:セドリック・マイスナー(Cedric Meissner) 男子:カイ・スタンパー(Kay Stumper) 女子:シャン・シャオナ(Xiaona SHAN ) 女子:サビーネ・ウィンター(Sabine WINTER) 女子:ユアン・ワン(WAN Yuan) |
韓国 | 男子:張禹珍(チャン・ウジン/JANG Woojin) 男子:林鐘勳(イム・ジョンフン/LIM Jonghoon) 男子:李尚洙(イ・サンス/LEE Sangsu) 男子:安宰賢(アン・ジェヒョン/AN Jaehyun) 女子:申裕斌(シン・ユビン/SHIN Yubin) 女子:田志希(チョン・ジヒ/JEON Jihee) 女子:イ・ジオン(LEE Zion) 女子:キム・ナヨン(KIM Nayeong) |
台湾 | 男子:LIN Yen-Chun ※追加 男子:王晨又(WANG Chen-You) ※追加 男子:楊嘉恩(YANG Chia-An) ※追加 男子:YEH Chih-Wei ※追加 女子:陳思羽(チェン・ズーユ/CHEN Szu-Yu ) 女子:李昱諄(LI Yu-Jhun) 女子:黄怡樺(HUANG Yi-Hua) 女子:Chen Ying-Chen |
香港 | 男子:黄鎮廷(ウォン・チュンティン/WONG Chun Ting) 男子:Lam Siu Hang 男子:Chan Baldwin 男子:何鈞傑(ホ・カンキ/HO Kwan Kit) 女子:杜凱琹(ドー・ホイカン/DOO Hoi Kem) 女子:朱成竹(ZHU Chengzhu) 女子:Ng Wing Lam 女子:李皓晴(リ・ホチン/LEE Ho Ching) |
ポルトガル | 男子:Rafael Kong 男子:Tiago Abiodun 男子:Tiago Li 男子:Goncalo Gomes 女子:Ines Matos 女子:Matilde Pinto 女子:フ・ユ(Fu YU) ※追加 |
エジプト | 男子:Ahmed Saleh 男子:Mohamed El-Beiali 男子:Youssef Abdel-Aziz 女子:マリアム・アルホダビー(Mariam ALHODABY) 女子:ヨウスラ・ヘルミー(Yousra HELMY) 女子:Marwa Alhodaby |
スウェーデン | 男子:アントン・シェルベリ(Anton KALLBERG) 男子:クリスチャン・カールソン(Kristian KARLSSON) 男子:Isak Alfredsson 女子:リンダ・ベルグストローム(Linda BERGSTROM) 女子:クリスティナ・シェルベリ(KALLBERG Christina) 女子:Filippa Bergand |
ルーマニア | 男子:E・イオネスク (Eduard Ionescu 男子:オビディウ・イオネスク (Ovidiu IONESCU ) 男子:Andrei Istrate 男子:Darius Movileanu 女子:ベルナデッテ・スッチ(Bernadette SZOCS) 女子:エリザベタ・サマラ(Elizabeta SAMARA) 女子:アディナ・ディアコヌ(DIACONU Adina) 女子:アンドレア・ドラゴマン(Andreea DRAGOMAN) |
シンガポール | 男子:Izaac Quek 男子:Yew En Koen Pang 男子:Zhe Yu Clarence Chew 男子:Josh Shao Han Chua 女子:ゼン・ジャン(ZENG Jian) 女子:ジョウ・ジンイー(ZHOU Jingyi) 女子:ウォン・シンルー(WONG Xin Ru) |
インド | 男子:Snehit Suravajjula 男子:Sanil Shetty 男子:Sudhanshu Grover 男子:Ronit Bhanja 女子:Archana Girish Kamath 女子:Swastika Ghosh 女子:Poymantee Baisya 女子:Moumita Dutta |
アメリカ | 男子:Jishan Liang 男子:Sid Naresh 男子:Nandan Naresh 女子:Amy Wang 女子:リリー・チャン(Lily ZHANG) 女子:Rachel Sung |
プエルトリコ | 男子:Brian Afanador 男子:Daniel Gonzalez 男子:Angel Naranjo 男子:Oscar Birriel 女子:アドリアーナ・ディアス(Adriana DIAZ) 女子:メラニー・ディアス(Melanie DIAZ) 女子:Brianna Burgos 女子:Fabiola Diaz |
スロバキア | 男子:ワン・ヤン(Yang WANG 男子:Jakub Zelinka 男子:Samuel Arpas 女子:タチアナ・ククルコバー(KUKULKOVA Tatiana) 女子:バルボラ・バラージョバー(Barbora BALAZOVA) 女子:エマ・ラボソバー(Ema LABOSOVA) |
オーストリア | 男子:Xavier Dixon 男子:Dillon Chambers 男子:Yonghun Lee 女子:Jian Fang Lay 女子:Michelle Bromley 女子:Danni-Elle Townsend |
カナダ | 男子:ワン・ユージン(Eugene WANG) 男子:Edward Ly 男子:Simeon Martin 女子:チャン・モー(Mo ZHANG) 女子:Ivy Liao 女子:Jessie Xu |
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卓球ニュース:混合団体ワールドカップ2023の中国代表が決定!選出理由などをまとめてみました。
試合スケジュール
→毎日の結果速報・アーカイブ動画情報はこちらのページで随時更新中。
日付 | 試合スケジュール |
12/4(月) | 第1ステージ |
12/5(火) | 第1ステージ |
12/6(水) | 第2ステージー第1試合 |
12/7(木) | 第2ステージー第2試合・第3試合 |
12/8(金) | 第2ステージー第4試合 |
12/9(土) | 第2ステージー第5試合 |
12/10(日) | 第2ステージー第6試合 |
テレビ・ネットでの放映情報
『ITTF混合団体ワールドカップ2023』の試合はライブ配信で観戦できます。
Live配信
ITTFWorld:table3・4を配信
テレビ東京 卓球チャンネル:日本の出場するtableを配信
※日本の場合、テレ東が放映権をもっているtableは同時刻にITTFの生配信は見られなくなります。
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