【卓球ニュース】『WTT チャンピオンズ』『WTT カップ・ファイナル』を10月に中国で開催決定!

こんにちは。らっこです。

2022年9月14日、WTTシリーズを主催するWTT(World Table Tennis)が『WTT チャンピオンズ』『WTT カップ・ファイナル』の2大会の開催を発表。

どちらも2022年10月に中国で行われる予定です。

またもや約1ヶ月前に発表されるというタイトスケジュールで、選手のみなさんのコンデションが心配になりますね。

 

WTTの公式HPのニュース記事は英文なので、簡単に日本語でまとめておきます。

→原文はこちら『WTT Champions And WTT Cup Finals Headed To China

中国で『WTT チャンピオンズ』『WTT カップ・ファイナル』を連続で開催!

マカオでは2020年に行われたWTTの大会が成功を収め、今回の『WTT チャンピオンズ』の開催につながりました。

さらに、『WTT カップ・ファイナル』が開催される河南省新郷(シンシャン)は卓球ファンが非常に多いことで有名で、大会開催により卓球人気に拍車がかかることでしょう。

『世界卓球選手権(団体戦)』『WTT チャンピオンズ』『WTT カップ・ファイナル』と大型の大会が続く中国。

世界中の選手が集まり歴史・文化を知ってもらうことで、卓球が架け橋となってくれることを願っています。

 

『WTT チャンピオンズ マカオ』は10/19(水)~10/23(日)に開催

『WTT チャンピオンズ マカオ』は中国・マカオで10月19日~23日に開催予定で、賞金総額は800,000米ドル(約1億1,000万)。

出場者は2022年8月23日発表の世界ランキングから男女各30名、ワイルドカード枠で男女各2名を選出します。

 

『WTT チャンピオンズ マカオ』の出場者は世界中の卓球ファンを興奮させること間違いなしで、なかでも中国の選手陣が大会をリードするでしょう。

男子シングルスでは、前回のチャンピオンズを制し連覇がかかる張本智和に注目です。

さらに、トルルス・モーレゴード(スウェーデン)やウーゴ・カルデラノ(ブラジル)らも頂点を狙っています。

女子シングルスでは、今年開催されたシンガポールスマッシュ・ヨーロッパサマーシリーズ2022(スターコンテンダーチャンピオンズフィーダー)を全て中国選手が制しており、さらに記録を重ねるのか注目です。

そして、伊藤美誠・ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)・アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)らが、どのように中国選手に対抗するかも期待されます。

 

また、出場者にとって『WTT チャンピオンズ マカオ』は、10/27からの『WTT カップ・ファイナル』へ出場するための世界ランキングポイントを稼ぐ最後のチャンスとなります。

 

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『WTT カップ・ファイナル』は10/27(木)~10/30(日)に開催

『WTT カップ・ファイナル』は中国・新郷(シンシャン)で10月27日~30日に開催予定で、賞金総額は100 万米ドル(約1億4,000万)。

出場者は世界ランキングから男女各16名が選ばれ、全ての試合が1台の卓球台で行われます。

 

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WTT(World Table Tennis)のコメント

WTTは観客のニーズに合わせて卓球と向き合い、卓球ファンがより多くの試合を観戦できるように大会を企画し、エンターテインメントとの融合でより魅力的なイベントを生み出してきました。

現在のレギュラーイベントは下記の通り。

・WTTシリーズ

大会名 コメント
WTTスターコンテンダー

WTTコンテンダー

男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスを行い、トップ選手・開催地の選手・若手選手がバランスよく出場するようにしています。
WTT チャンピオンズ 世界ランキング上位の男女各32名が集結し、最高峰の試合をお届けします。
WTT グランドスマッシュ WTTシリーズの柱となる大型大会で出場者も多く、約2週間に渡りシングルス・ダブルス・混合ダブルスの試合を行います。
WTT カップ・ファイナル シーズンの締めくくりとなる大会です。

・WTT フィーダー シリーズ

実力のある選手が世界ランキング上位に昇格するための大会です。

・WTT ユース シリーズ

若年層の選手が実力を磨くための大会です。

 

2021年にWTTがスタートして以来、新型コロナウイルスによるパンデミックに大きな影響を受け続けてきましたが、計画していたレギュラーイベント全てを開催することができました。

WTT カップ・ファイナル(2021/12・シンガポール)・WTT グランドスマッシュ(2022/3・シンガポール)・WTT チャンピオンズ(2022/7・ブタペスト)は全て成功し、テレビ放映・配信共に卓球ファンの拡大へ大きく貢献しています。

ヨーロッパサマーシリーズに続き、今回の中国でのWTTシリーズはさらに卓球を大きく飛躍させる機会となるでしょう。

 

まとめ:出場者の発表が待ち遠しい!

世界卓球選手権(団体戦)に続き、大型の大会が10月に中国で開催されることとなりました。

ただし、『WTT チャンピオンズ』『WTT カップ・ファイナル』は共に世界ランキング上位から選出するので、カップ・ファイナルはチャンピオンズにも出場した選手でほぼ埋まると思われます。

どの選手が出場するのか続報が待ち遠しいですね。

 

 

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