卓球 世界ランキング 2024年第41週:中国スマッシュで活躍した林詩棟がキャリア最高3位へUP

こんにちは。らっこです。

2024年10月8日(火)に2024年第41週の世界ランキングが発表されました。

この1週間にあった国際大会はこちら

では、早速今週の注目選手のニュースとランキングをチェックしましょう。

 

🔽前週2024年第40週のランキングはこちら

卓球 世界ランキング 2024年第40週:ユース選手の変動が目立った1週間

2024年第41週の世界ランキングから注目選手を紹介

WTT公式HPのニュース記事は英語なので、簡単に日本語でまとめておきます。

原文はこちら『Seismic Shift As China Smash Stars Make Singnificant Ranking Gains

 

今週の世界ランキングは『中国スマッシュ(9/26~10/6)』の結果がランキングに大きな影響を与えました。

 

林詩棟(中国):男子3位(+4:キャリア最高)

林詩棟:WTT公式HPから引用

 

『中国スマッシュ』でチャンピオンとなったのは林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong)で、スター選手としての地位を確立したといえるでしょうう。

決勝戦では卓球界のレジェンドである馬龍(中国)に逆転して優勝し、ランキングポイント2000Pを獲得。

19歳で初めて世界ランキングTOP3入りを果たしました。

 

🔽男子S-決勝のハイライト 林詩棟(中国)WR7 4-3 馬龍(中国)WR6

 

王曼昱(中国):女子2位(+1)

2024年のWTTグランドスマッシュで2回目となる決勝進出を果たしたのは王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu)。

タイトル獲得まであと一歩というところで敗れましたが、準優勝で1400ポイントを追加しました。

9週間にわたって3位だった順位を2位に戻し、陳夢(中国)を追い越しました。

 

🔽女子S-準決勝のハイライト 陳幸同(中国)WR6 2-4 王曼昱(中国)WR3

 

アンダース・リンド(デンマーク):男子29位(+21)

『中国スマッシュ』で大番狂わせをみせ大会の話題をさらったのはアンダース・リンド(LIND Anders)のBest32です。

トップシードで過去に2回グランドスマッシュ優勝を果たした王楚欽(中国)に勝利し、その勢いで準々決勝まで進出!

この結果、ランキングを21位上げて世界トップ30入りを果たしています。

 

🔽男子S-2回戦のハイライト 王楚欽(中国)WR1 1-3 アンダース・リンド(デンマーク)WR50

 

范思琦(中国):女子35位(+47)

『中国スマッシュ』で最も注目が集まったのは范思琦(中国)(ファン ・スーチー/FAN Siqi)のBest4進出です。

予選トーナメントから出場した彼女は7試合を勝ち進み、なかでも第3シードの王艺迪(中国)を3-2で破った試合は衝撃的でした。

WTTグランドスマッシュで予選から準決勝に勝ち進んだ初の選手となり、8か月半ぶりに世界トップ40に復帰しました。

 

🔽女子S-1回戦のハイライト 王艺迪(中国)WR4 2-3 范思琦(中国)WR-

 

 

その他の注目選手

  • 馬龍(マ・ロン/MA Long・中国):男子4位(+2)
  • ブルーナ・タカハシ(Bruna TAKAHASHI ・ブラジル):女子19位(+6)
  • 徐孝元(ソ・ヒョウォン/SUH Hyowon・韓国):女子23位(+8)
  • 向鵬(XIANG Peng・中国):男子26位(+42)
  • 縦歌曼(ZONG Geman・中国):女子99位(+91:キャリア最高)

 

 

2024年第41週の世界ランキング

→全てのランキングはこちら

 

男子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ・中国) 7925
2 樊振東(ハン・シントウ/FAN Zhendong・中国) 5083
3 +4 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 4965
4 +2 馬龍(マ・ロン/MA Long・中国) 4715
5 −1 梁靖崑(リャン・ジンクン/LIANG Jingkun ・中国) 4550
6 −3 ウーゴ・カルデラノ(Hugo CALDERANO・ブラジル) 4070
7 −2 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 4020
8 林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan・中国) 2960
9 張本智和(日本) 2805
10 +3 トルルス・モーレゴード(Truls MOREGARD・スウェーデン) 2630
11 −1 林昀儒(リン・インジュ/LIN Yun-Ju・台湾) 2610
12 パトリック・フランチスカ(Patrick FRANZISKA ・ドイツ) 2580
13 −2 邱党(キュウ・ダン/Dang QIU・ドイツ ) 2575
14 張禹珍(チャン・ウジン/JANG Woojin・韓国 ) 1875
15 ダルコ・ヨルジッチ(Darko JORGIC・スロベニア) 1745
16 ドミトリ・オフチャロフ(Dimitrij OVTCHAROV・ドイツ) 1620
17 +1 オマール・アサール(Omar ASSAR・エジプト) 1480
18 −1 戸上隼輔(日本) 1460
19 アレクシス・ルブラン(Alexis LEBRUN・フランス) 1398
20 趙大成(チョ・デソン/CHO Daeseong・韓国) 1315

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
9 張本智和 2805
18 −1 戸上隼輔 1460
38 −1 松島輝空 705
40 宇田幸矢 687
44 −3 篠塚大登 645
45 −3 吉村真晴 625
46 −2 田中佑汰 625

 

女子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ・中国) 10800
2 +1 王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu・中国) 7450
3 −1 陳夢(チェン・ムン/CHEN Meng・中国) 6170
4 王艺迪(ワン・イーディ/WANG Yidi・中国) 5830
5 早⽥ひな(日本生命) 3900
6 陳幸同(チェン シントン/CHEN Xingtong ・中国) 3025
7 張本美和(木下グループ) 2465
8 申裕斌(シン・ユビン/SHIN Yubin・韓国) 2310
9 伊藤美誠(スターツ) 2270
10 鄭怡静(チェン・イーチン/CHENG I-Ching・台湾) 2110
11 アドリアーナ・ディアス(Adriana DIAZ ・プエルトリコ) 1605
12 平野美宇(木下グループ) 1593
13 ベルナデッテ・スッチ(Bernadette SZOCS ・ルーマニア) 1442
14 ソフィア・ポルカノバ(Sofia POLCANOVA ・オーストリア) 1389
15 ヤン・シャオシン(Xiaoxin YANG・モナコ)) 1310
16 田志希(チョン・ジヒ/JEON Jihee・韓国 1270
17 大藤沙月(ミキハウス) 1242
18 +3 ジア ナン・ユアン(Jia Nan YUAN・フランス) 1175
19 +6 ブルーナ・タカハシ(Bruna TAKAHASHI ・ブラジル) 1167
20 −1 ニーナ・ミッテルハム(Nina MITTELHAM ・ドイツ) 1157

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 早⽥ひな(日本生命) 3900
7 張本美和(木下グループ) 2465
9 伊藤美誠(スターツ) 2270
12 平野美宇(木下グループ) 1593
17 大藤沙月(ミキハウス) 1242
25 −1 長﨑美柚(木下グループ) 1055
27 −3 木原美悠 (木下グループ) 975
31 −1 橋本帆乃香(ミキハウス) 830
39 +1 森さくら(日本生命) 674
56 −6 横井咲桜(ミキハウス) 510
69 +15 佐藤瞳(ミキハウス) 405
100 −9 笹尾明日香(日本生命) 244

 

男子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 +7 林高遠/林詩棟(中国) 2955
2 −1 王楚欽/馬龍(中国) 2784
3 +25 王楚琴/梁靖崑(中国) 2560
4 +2 向鵬/袁励岑(中国) 2559
5 −3 王楚琴/樊振東(中国) 2425
6 −3 馬龍/林高遠(中国) 2400
7 −3 アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン(フランス) 2286
8 −3 戸上隼輔/篠塚大登(日本) 2213
9 −2 クリスチャン・カールソン/アントン・シェルベリ(スウェーデン) 1773
10 Florian BOURRASSAUD/Esteban DORR(フランス 1235

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
8 −3 戸上隼輔/篠塚大登 2213
12 −1 張本智和/松島輝空 1095
56 −2 張本智和/篠塚大登 230
68 −1 松島輝空/オ・ジュンソン(韓国) 175
93 −2 吉村真晴/宇田幸矢 125

 

女子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 陳夢/王曼昱(中国) 4878
2 チョン・ジヒ/シン・ユビン(韓国) 3789
3 +9 陳幸同/銭天一(中国) 3000
4 −1 鄭怡静/李昱諄(台湾) 2899
5 −1 長﨑美柚木原美悠 1965
6 +35 孫穎莎/王艺迪(中国) 1764
7 −2 大藤沙月/横井咲桜 1718
8 −2 アディナ・ディアコヌ/シャオ・マリア(ルーマニア/スペイン) 1635
9 −2 孫穎莎/王曼昱(中国) 1590
10 −2 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 −1 長﨑美柚/木原美悠 1965
7 −2 大藤沙月/横井咲桜 1718
10 −2 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480
16 +11 長﨑美柚/キム・ナヨン(韓国) 875
23 −4 木原美悠 /チュ・チョンヒ(韓国) 700
33 +13 木原美悠 /張本美和 474
41 −5 長﨑美柚/森さくら 404
67 −3 平野美宇/張本美和 180
91 −4 笹尾明日香/竹内美涼 133
97 小塩悠菜/上澤杏音 125

 

混合ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚琴/孫穎莎(中国) 8016
2 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国) 4375
3 張本智和/早田ひな 4080
4 +1 林詩棟/蒯曼(中国) 3695
5 −1 黄鎮廷/杜凱琹(香港) 3465
6 +2 クリスチャン・カールソン/クリスティナ・カールバーグ(スウェーデン) 2400
7 +6 林高遠/王艺迪(中国) 2208
8 +1 オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア) 1929
9 −3 林昀儒/陳思羽(台湾) 1915
10 −3 アルバロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン) 1910

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
3 張本智和/早田ひな 4080
18 −1 田中佑汰/長﨑美柚 625
31 +9 松島輝空/張本美和 459

 

チーム男子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 フランス 4920
3 ドイツ 4294
4 スウェーデン 4130
5 日本 4018
6 韓国 3982
7 台湾 3880
8 ブラジル 3018
9 デンマーク 2934
10 ポルトガル 2850

 

チーム女子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 日本 5536
3 韓国 4592
4 ドイツ 4004
5 フランス 3890
6 台湾 3812
7 ルーマニア 3552
8 香港 3152
9 エジプト 2980
10 インド 2960

 

ユース男子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 +1 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 28325
2 −1 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 22310
3 CHANG Yu-An(台湾) 7965
4 オ・ジュンソン(OH Junsung・韓国) 6620
5 SUN Yang(中国) 5990
6 Andre BERTELSMEIER(ドイツ) 5875
7 Flavien COTON(フランス) 5850
8 +1 温瑞博(ウェンルイボー/WEN Ruibo・中国) 5640
9 −1 坂井雄飛 5625
10 ミウォシュ・レジムンスキ(Milosz REDZIMSKI・ポーランド) 5430

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
9 −1 坂井雄飛 5625
13 +3 松島輝空 4065
16 −2 吉山和希 3920
28 川上流星 3040

 

ユース女子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 13725
2 面手凛 6700
3 ハナ・ゴーダ(Hana GODA・エジプト) 6485
4 パク・ガヒョン(PARK Gahyeon・韓国) 5185
5 YOO Yerin(韓国) 4930
6 +6 QIN Yuxuan(中国) 4710
7 −1 小塩悠菜 4670
8 +9 キム・ナヨン(KIM Nayeong・韓国) 4225
9 −1 アネット・カウフマン(Annett Kaufmann・ドイツ) 4145
10 −3 シャルロット・ルッツ(Charlotte LUTZ・フランス) 4130

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 13725
2 面手凛 6700
7 −1 小塩悠菜 4670
35 +1 青木咲智 2335
37 +1 髙森愛央 2275

 

 

まとめ:フィーダー優勝で佐藤瞳がランクUP

中国スマッシュ』のシングルスでは伊藤美誠選手のBest8が最高で、日本選手のランキングに大きな変動はありませんでした。

一方、同時期に開催された『WTTフィーダー ドーハ』では佐藤瞳選手が女子シングルス優勝を果たし、15位アップの69位まできました。

次週は『アジア卓球選手権』がありますので、活躍に期待したいですね!

 

 

 

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