卓球 世界ランキング 2024年第39週:男子Sでアンドラスが躍進!日本は赤江夏星が大幅ランクアップ!

こんにちは。らっこです。

2024年9月24日(火)に2024年第39週の世界ランキングが発表されました。

この1週間にあった国際大会はこちら

では、早速今週の注目選手のニュースとランキングをチェックしましょう。

 

🔽前週2024年第38週のランキングはこちら

卓球 世界ランキング 2024年第38週:林詩棟(中国)が7位、大藤沙月が17位へランクアップ

2024年第39週の世界ランキングから注目選手を紹介

WTT公式HPのニュース記事は英語なので、簡単に日本語でまとめておきます。

原文はこちら『Andras Arrives In Week 39 Rankings

 

今週の世界ランキングは『WTTフィーダー ハルムスタッド(9/16~9/21)』で好成績を残した選手がランクアップしています!

 

楊屹韵(中国):女子68位(+2:キャリア最高)

楊屹韵(Yang Yiyun)にとってはわずか2位のランクアップですが、キャリア最高を記録する大きな節目となりました。

彼女はWTTフィーダーシリーズでポイントを積み上げこのランキングまで達しています。

1年前はTOP100圏外だったところから、ここまでランキングを上げたのは素晴らしい成果と言えるでしょう。

これまでに『WTTフィーダーマスカット2024』『WTTフィーダーオロモウツ2024』『WTTフィーダー ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023』の3大会で決勝に進出していますが、まだ優勝経験はありません。

中国スマッシュ』ではシングルス予選へのワイルドカードを獲得しており、この出場は彼女にとって大きなチャンスです。

 

 

王暁彤(中国):女子96位(+52)

王暁彤(Wang Xiaotong)も大きくランクアップを果たしました。

WTTフィーダーシリーズに出場し続けていましたが、『WTTフィーダー ハルムスタッド』でついにタイトルを獲得!

中国スマッシュ』のシングルス予選へのワイルドカードを獲得しており、キャリア最高の71位を上回れるか注目です。

 

🔽女子S-決勝のハイライト 王暁彤(中国)WR148 3-0 赤江夏星WR219

 

 

チャバ・アンドラス(ハンガリー):男子158位(+301:キャリア最高)

チャバ・アンドラス:WTT公式HPから引用

 

チャバ・アンドラス( Csaba ANDRAS)にとって素晴らしい一週間となりました。

2024年初のWTT出場となった『WTTフィーダー ハルムスタッド』の男子シングルス。

予選を勝ち抜くと、本戦で4人のシード選手を倒して決勝まで進出しました。

この大きな成果によりランキングもTOP150まであと一歩のところまで迫り、さらにハンガリーの男子選手としては最高位となりました。

 

チャバ・アンドラスのコメント

「何と言ったらいいのでしょうか。本当に良いプレーが出来ました。小さなミスはありましたが、大会全体を通してとても快適にプレーできました。中国選手に勝ったことは何度かありますが、一つの大会で3人に勝つのは初めての経験です。少なくとも、このパフォーマンスには大満足しています。」

 

🔽男子S-準決勝のハイライト Csaba ANDRAS(ハンガリー)WR459 3-0 周愷(中国)WR152

 

 

その他の注目選手

  • マティアス・ファルク(Mattias FALCK・スウェーデン):男子49位(+2)
  • 薛飛(Xue Fei・中国):男子75位 (+39)
  • 赤江夏星(日本):女子135位(+84:キャリア最高)

 

 

2024年第39週の世界ランキング

→全てのランキングはこちら

 

男子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ・中国) 7925
2 樊振東(ハン・シントウ/FAN Zhendong・中国) 5348
3 ウーゴ・カルデラノ(Hugo CALDERANO・ブラジル) 4070
4 梁靖崑(リャン・ジンクン/LIANG Jingkun ・中国) 4025
5 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 4020
6 馬龍(マ・ロン/MA Long・中国) 3735
7 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 3065
8 林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan・中国) 2820
9 張本智和(日本) 2805
10 林昀儒(リン・インジュ/LIN Yun-Ju・台湾) 2610
11 邱党(キュウ・ダン/Dang QIU・ドイツ ) 2575
12 パトリック・フランチスカ(Patrick FRANZISKA ・ドイツ) 2545
13 トルルス・モーレゴード(Truls MOREGARD・スウェーデン) 2405
14 張禹珍(チャン・ウジン/JANG Woojin・韓国 ) 1875
15 ダルコ・ヨルジッチ(Darko JORGIC・スロベニア) 1660
16 ドミトリ・オフチャロフ(Dimitrij OVTCHAROV・ドイツ) 1620
17 戸上隼輔(日本) 1440
18 オマール・アサール(Omar ASSAR・エジプト) 1408
19 アレクシス・ルブラン(Alexis LEBRUN・フランス) 1398
20 趙大成(チョ・デソン/CHO Daeseong・韓国) 1315

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
9 張本智和 2805
17 戸上隼輔 1440
37 松島輝空 670
40 宇田幸矢 654
41 篠塚大登 645
42 吉村真晴 630
44 田中佑汰 625
76 −1 吉山僚一 301

 

女子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ・中国) 9400
2 陳夢(チェン・ムン/CHEN Meng・中国) 6590
3 王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu・中国) 6400
4 王艺迪(ワン・イーディ/WANG Yidi・中国) 5830
5 早⽥ひな(日本生命) 3900
6 陳幸同(チェン シントン/CHEN Xingtong ・中国) 2535
7 張本美和(木下グループ) 2465
8 申裕斌(シン・ユビン/SHIN Yubin・韓国) 2310
9 伊藤美誠(スターツ) 2010
10 鄭怡静(チェン・イーチン/CHENG I-Ching・台湾) 1850
11 アドリアーナ・ディアス(Adriana DIAZ ・プエルトリコ) 1605
12 平野美宇(木下グループ) 1593
13 ベルナデッテ・スッチ(Bernadette SZOCS ・ルーマニア) 1442
14 ソフィア・ポルカノバ(Sofia POLCANOVA ・オーストリア) 1324
15 ヤン・シャオシン(Xiaoxin YANG・モナコ)) 1310
16 田志希(チョン・ジヒ/JEON Jihee・韓国 1270
17 大藤沙月(ミキハウス) 1242
18 銭天一(QIAN Tianyi・中国) 1224
19 ニーナ・ミッテルハム(Nina MITTELHAM ・ドイツ) 1157
20 プリティカ・パバド(PAVADE Prithika・フランス) 1142

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 早⽥ひな(日本生命) 3900
7 張本美和(木下グループ) 2465
9 伊藤美誠(スターツ) 2010
12 平野美宇(木下グループ) 1593
17 大藤沙月(ミキハウス) 1242
24 木原美悠 (木下グループ) 1035
26 長﨑美柚(木下グループ) 1000
30 橋本帆乃香(ミキハウス) 785
40 森さくら(日本生命) 624
50 横井咲桜(ミキハウス) 510
84 −1 佐藤瞳(ミキハウス) 280
91 笹尾明日香(日本生命) 246

 

男子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚欽/馬龍(中国) 2784
2 王楚琴/樊振東(中国) 2425
3 馬龍/林高遠(中国) 2400
4 アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン(フランス) 2186
5 戸上隼輔/篠塚大登(日本) 1863
6 向鵬/袁励岑(中国) 1859
7 クリスチャン・カールソン/アントン・シェルベリ(スウェーデン) 1773
8 林高遠/林詩棟(中国) 1555
9 イム・ジョンフン/アン・ジェヒョン(韓国) 1272
10 Florian BOURRASSAUD/Esteban DORR(フランス 1235

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 戸上隼輔/篠塚大登 1863
11 張本智和/松島輝空 1095
54 −1 張本智和/篠塚大登 230
67 −1 松島輝空/オ・ジュンソン(韓国) 175
86 及川瑞基/松島輝空 130
91 吉村真晴/宇田幸矢 125

 

女子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 陳夢/王曼昱(中国) 5478
2 チョン・ジヒ/シン・ユビン(韓国) 4190
3 鄭怡静/李昱諄(台湾) 2199
4 長﨑美柚木原美悠 1970
5 大藤沙月/横井咲桜 1718
6 アディナ・ディアコヌ/シャオ・マリア(ルーマニア/スペイン) 1629
7 孫穎莎/王曼昱(中国) 1590
8 佐藤瞳/橋本帆乃香 1390
9 朱成竹/NG Wing Lam(香港) 1369
10 ハナ・マテロワ/バルボラ・バラージョバー(チェコ/スロバキア) 1345

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
4 長﨑美柚/木原美悠 1970
5 大藤沙月/横井咲桜 1718
8 佐藤瞳/橋本帆乃香 1390
19 木原美悠 /チュ・チョンヒ(韓国) 700
27 長﨑美柚/キム・ナヨン(韓国) 525
36 長﨑美柚/森さくら 404
46 −1 木原美悠 /張本美和 299
64 −1 平野美宇/張本美和 180
87 −1 笹尾明日香/竹内美涼 133

 

混合ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚琴/孫穎莎(中国) 8016
2 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国) 4410
3 張本智和/早田ひな 4220
4 黄鎮廷/杜凱琹(香港) 3465
5 林詩棟/蒯曼(中国) 2295
6 林昀儒/陳思羽(台湾) 1915
7 アルバロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン) 1910
8 クリスチャン・カールソン/クリスティナ・カールバーグ(スウェーデン) 1812
9 オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア) 1583
10 リ・ジョンシク/キム・クムヨン(北朝鮮) 1400

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
3 張本智和/早田ひな 4220
17 田中佑汰/長﨑美柚 625
40 松島輝空/張本美和 284

 

チーム男子(9月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 フランス 5058
3 ドイツ 4156
4 スウェーデン 4130
5 日本 4018
6 台湾 3982
7 韓国 3880
8 ブラジル 3018
9 デンマーク 2870
10 ポルトガル 2850

 

チーム女子(9月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 日本 5536
3 韓国 4592
4 ドイツ 4004
5 フランス 3890
6 台湾 3812
7 ルーマニア 3552
8 香港 3210
9 エジプト 2980
10 インド 2960

 

ユース男子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 22485
2 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 18600
3 CHANG Yu-An(台湾) 7535
4 オ・ジュンソン(OH Junsung・韓国) 6620
5 SUN Yang(中国) 5980
6 Andre BERTELSMEIER(ドイツ) 5875
7 Flavien COTON(フランス) 5850
8 坂井雄飛 5625
9 温瑞博(ウェンルイボー/WEN Ruibo・中国) 5615
10 Milosz REDZIMSKI(ポーランド) 5120

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
8 坂井雄飛 5625
13 吉山和希 3920
15 −1 松島輝空 3835
28 −1 川上流星 3040
48 渡部民人 2065

 

ユース女子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 13725
2 面手凛 6700
3 ハナ・ゴーダ(Hana GODA・エジプト) 6485
4 パク・ガヒョン(PARK Gahyeon・韓国) 5095
5 YOO Yerin(韓国) 4930
6 小塩悠菜 4670
7 +1 シャルロット・ルッツ(Charlotte LUTZ・フランス) 4130
8 −1 アネット・カウフマン(Annett Kaufmann・ドイツ) 4095
9 CHENG Pusyuan(台湾) 4025
10 YEH Yi-Tian 3925

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 13725
2 面手凛 6700
6 小塩悠菜 4670
35 −1 青木咲智 2335
37 −1 髙森愛央 2275

 

 

まとめ:フィーダー大会のみだったため、上位陣に大きい変動は無し

この1週間は世界ランキング上位選手の出場する試合はありませんでした。

そのため、『WTTフィーダー ハルムスタッド』に出場した世界ランク100位前後の選手の順位が入れ替わりました。

日本選手では、女子シングルス準優勝に輝いた赤江夏星選手がキャリア最高の135位を記録しており、今後の試合も楽しみです。

次の週には『中国スマッシュ』の開催が控えていますが、オリンピック選手が勝利するのか新たなスターが誕生するのか注目しましょう!

 

 

 

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