長﨑美柚（ながさき みゆう）選手のプロフィール・大会成績・試合動画情報まとめ

こんにちは。らっこです。

年代別の全日本選手権を総なめにし、世界ジュニアでは日本人初の優勝を飾った長﨑美柚選手。

ダブルスも得意なサウスポーの選手で、特に木原美悠選手とのペアは「W（ダブル）みゆう」の愛称で知られています。

試合が終わればキュートな笑顔で少し天然なところも魅力的です。

このページでは、長﨑美柚選手の経歴や戦型（プレースタイル）・大会の結果・試合のアーカイブ動画などの情報をまとめて紹介します。

長﨑選手を知って、さらに卓球観戦を楽しみましょう！！

長﨑美柚選手のプロフィール

長﨑美柚の経歴

祖父が神奈川大学の卓球部監督だった影響で、5歳から強豪の岸田クラブで卓球を始める。

全日本選手権のホープス・カブ・バンビの部で3階級制覇するなど、幼少期から実力者として知られていた。

中学入学時にJOCエリートアカデミーへ入校。

中学2年生で全国中学校卓球大会女子シングルス優勝、全日本選手権ジュニア女子シングルス準優勝。

中学3年生で全国中学校卓球大会女子シングルス準優勝、全日本選手権ジュニア女子シングルス優勝。

全日本選手権ジュニアは高校生選手がいるなかでの優勝で、この結果により2018年世界卓球選手権（団体戦）メンバーに15歳で選出された。

高校は大原学園高等学校に進学し、JOCエリートアカデミーにも引き続き在籍する。

国際大会への出場も増え、ITTFワールドツアー（U21）・ITTFチャレンジシリーズなどで結果を残す。

2019年の世界ジュニア卓球選手権（現在の世界ユース卓球選手権）では日本人初となる女子シングルス王者となり、同年のITTFグランドファイナルには木原美悠との「Wみゆう」ペアで出場し、準決勝で孫穎莎・王曼昱（中国）ペアを下して優勝。

Tリーグがスタートした2018年から木下アビエル神奈川に所属。

2021-2022シーズンは日本生命レッドエルフへ移籍しチーム4連覇に貢献。

2022-2023シーズンからは木下アビエル神奈川へ復帰した。

長﨑美柚について

恵まれた体格から繰り出すパワーあふれるプレーが魅力的な長﨑美柚選手。

最初は卓球をやりたいと思って始めたわけではなく、バレーボールの方がいいと思いながら嫌々練習していました。

サーブの的当てに成功したらもらえるお菓子目当てでしたが、次第に夢中になり全国大会で好成績を残し注目を集めます。

元々は右利き。左利きの選手数が少なく有利になると思い意識的にサウスポーに変えたそうです。

17歳だった2019年は「世界ジュニア卓球選手権優勝」「ダブルスでグランドファイナル優勝」「当時世界ランク4位の朱雨玲（中国）に勝利」と飛躍の年になりました。

好調が続くと思われましたがコロナ禍に入り、試合が激減したことで歯がゆい気持ちを抱えていたと語っています。

2021年の世界卓球（個人戦）の代表から外れたことで「若手枠ではなく、実力でシングルス勝利するしか出場機会はない」と改めて決意し、地道な努力を重ねています。

キュートな笑顔と明るい性格が魅力で、早田ひなは「何にでも柔軟に対応して、天然で面白い。縛りなく自由に生きている感じがする」と話していた。

長﨑美柚の戦型

左シェーク両面裏ソフトドライブ型

→左利き・シェークハンド・両面裏ソフトラバー・ドライブ型

しなやかなフォームが特徴で、恵まれた体格から繰り出す回転量の多いドライブ・バックハンドが魅力の選手。

特に相手を圧倒するパワーで打ち込むバックハンドは、女子選手ではなかなか難しいと言われています。

技術面ではチキータが得意だと本人が語っています。

パリ五輪を目指す上ではフィジカル強化・基本的なフットワークの見直しにも取り組んでおり、2023年の世界卓球（個人戦）でのインタビューでは「脚に注目してほしい」とコメントしました。

長﨑美柚のライバル関係

2歳年下の木原美悠選手とは小学生のころから交流があり、互いに意識しながら成長してきました。

シングルスではライバルですが、ダブルスでは「Wみゆう」の相方。

「自分の力が100あるとしたら、100以上の力を発揮できるのがWみゆう」「美悠と組むなら絶対に勝ちたい気持ちになる」と語っています。

プライベートでは友達のような姉妹のように仲が良い。

長﨑美柚のコーチ

5歳から小学6年生まで岸田クラブの村守ひとみコーチの元で学んだことが長﨑選手の卓球の土台になりました。

練習面はもちろん、挨拶などの生活面でも厳しい指導を受け、「なかなか叱ってくれる人がいないから有難かった」と語っています。

長﨑美柚の近年の成績

長﨑美柚の2024年の戦績

長﨑美柚の2023年の戦績

長﨑美柚の試合動画