卓球 世界ランキング 2024年第44週:大藤沙月がファイナルズ出場決定!張本美和・横井咲桜もキャリア最高位に

こんにちは。らっこです。

2024年10月29日(火)に2024年第44週の世界ランキングが発表されました。

この1週間にあった国際大会はこちら

では、早速今週の注目選手のニュースとランキングをチェックしましょう。

 

2024年第44週の世界ランキングから注目選手を紹介

大藤沙月:WTT公式HPから引用

 

WTT公式HPのニュース記事は英語なので、簡単に日本語でまとめておきます。

原文はこちら『Odo Fly To New Heights And Takes Fukuoka Ticket

 

今週の世界ランキングは『WTTチャンピオンズ モンペリエ(10/22~10/27)』の結果がランキングに大きな影響を与えました。

また、同時期に開催された『WTTフィーダー カリャリ(10/22~10/27)』でも日本選手が活躍しています。

 

大藤沙月(日本):女子11位(+4:キャリア最高)

大藤沙月:WTT公式HPから引用

 

大藤沙月が新たな飛躍!福岡行きの切符を手に手にしました。

先週の『WTTチャンピオンズ モンペリエ』でチャンピオンズデビュー優勝を果たし、1000ポイントを獲得した大藤はランキングを4つ上げて自己最高の11位にランクインしました。

さらに、『WTTファイナルズ福岡2024(11/20~11/24)』の女子シングルスへの出場も決定。

今シーズンの初WTT出場からシングルス6タイトルを獲得し、WTTファイナルズは大藤にとって完璧なシーズンの締めくくりとなるでしょう。

現在世界11位の大藤はトップ10入りも間近で、次の『WTTコンテンダー マスカット(10/28~11/1)』での活躍が期待されます。

 

ベネディクト・ドゥダ(ドイツ):男子17位(+5:キャリア最高)

 

WTTチャンピオンズ・モンペリエ2024でのベネディクト・ドゥダ(Benedikt DUDA)のパフォーマンスも見事でした。

梁靖崑(中国)や林高遠(中国)といったシード選手を次々と倒し、準決勝に進出して自己最高の17位に到達しました。

今年は『WTTコンテンダー メンドーサ』での初優勝に加え、WTTフィーダーシリーズでもタイトルを獲得。

ランキングは昨年から半分以上も上昇し、『WTTファイナルズ福岡2024』出場圏内に近づいています。

11/3~11/10の『WTTチャンピオンズ フランクフルト』で大きな活躍を見せ、福岡行きの切符を手にできるか注目です。

 

 

🔽男子S-準々決勝のハイライト ベネディクト・ドゥダ(ドイツ)WR22 3-0 梁靖崑(中国)WR4

 

 

その他の注目選手

  • フェリックス・ルブラン(フランス):男子5位(+2)
  • 張本美和(日本):女子6位(+1:キャリア最高)
  • ハナ・ゴーダ(Hana GODA・エジプト):女子30位(+6)
  • 横井咲桜(日本):女子48位(+7:キャリア最高)
  • リリアン・バルデ(Lilian Bardet・フランス):男子75位(+19:キャリア最高)
  • 朱雨玲(シュ・ウレイ/Zhu Yuling・マカオ):女子109位(+68)
  • 村松雄斗(日本):男子148位(+464)

 

 

2024年第44週の世界ランキング

→全てのランキングはこちら

 

男子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ・中国) 7325
2 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 5395
3 樊振東(ハン・シントウ/FAN Zhendong・中国) 4733
4 梁靖崑(リャン・ジンクン/LIANG Jingkun ・中国) 4550
5 +2 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 4387
6 −1 馬龍(マ・ロン/MA Long・中国) 4215
7 −1 ウーゴ・カルデラノ(Hugo CALDERANO・ブラジル) 4020
8 張本智和(日本) 3620
9 林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan・中国) 2960
10 +1 パトリック・フランチスカ(Patrick FRANZISKA ・ドイツ) 2685
11 +1 トルルス・モーレゴード(Truls MOREGARD・スウェーデン) 2650
12 −2 林昀儒(リン・インジュ/LIN Yun-Ju・台湾) 2610
13 邱党(キュウ・ダン/Dang QIU・ドイツ ) 2575
14 +2 アレクシス・ルブラン(Alexis LEBRUN・フランス) 1843
15 −1 張禹珍(チャン・ウジン/JANG Woojin・韓国 ) 1770
16 −1 ダルコ・ヨルジッチ(Darko JORGIC・スロベニア) 1745
17 +5 ベネディクト・ドゥダ(Benedikt DUDA・ドイツ) 1535
18 −1 ドミトリ・オフチャロフ(Dimitrij OVTCHAROV・ドイツ) 1515
19 −1 オマール・アサール(Omar ASSAR・エジプト) 1480
20 −1 戸上隼輔(日本) 1410

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
8 張本智和 3620
20 −1 戸上隼輔 1410
33 篠塚大登 775
36 +1 宇田幸矢 702
41 松島輝空 649
42 吉村真晴 625
50 田中佑汰 555

 

女子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ・中国) 10800
2 王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu・中国) 7300
3 +1 王艺迪(ワン・イーディ/WANG Yidi・中国) 5830
4 −1 陳夢(チェン・ムン/CHEN Meng・中国) 5750
5 早⽥ひな(日本生命) 3538
6 +1 張本美和(木下グループ) 3165
7 −1 陳幸同(チェン シントン/CHEN Xingtong ・中国) 2980
8 伊藤美誠(スターツ) 2440
9 +1 鄭怡静(チェン・イーチン/CHENG I-Ching・台湾) 2370
10 −1 申裕斌(シン・ユビン/SHIN Yubin・韓国) 2310
11 +4 大藤沙月(ミキハウス) 2238
12 −1 平野美宇(木下グループ) 1593
13 −1 ソフィア・ポルカノバ(Sofia POLCANOVA ・オーストリア) 1539
14 +7 銭天一(QIAN Tianyi・中国) 1485
15 −2 アドリアーナ・ディアス(Adriana DIAZ ・プエルトリコ) 1415
16 −2 ベルナデッテ・スッチ(Bernadette SZOCS ・ルーマニア) 1300
17 −1 田志希(チョン・ジヒ/JEON Jihee・韓国 1270
18 −1 ジア ナン・ユアン(Jia Nan YUAN・フランス) 1230
19 −1 ブルーナ・タカハシ(Bruna TAKAHASHI ・ブラジル) 1167
20 −1 プリティカ・パバド(PAVADE Prithika・フランス) 1162

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 早⽥ひな(日本生命) 3538
6 +1 張本美和(木下グループ) 2980
8 伊藤美誠(スターツ) 2440
11 +4 大藤沙月(ミキハウス) 2238
12 −1 平野美宇(木下グループ) 1593
27 −1 木原美悠 (木下グループ) 965
28 −1 長﨑美柚(木下グループ) 940
32 −1 橋本帆乃香(ミキハウス) 830
39 森さくら(日本生命) 674
48 +17 横井咲桜(ミキハウス) 594
81 佐藤瞳(ミキハウス) 360

 

男子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 林高遠/林詩棟(中国) 3045
2 アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン(フランス) 2786
3 王楚琴/梁靖崑(中国) 2560
4 向鵬/袁励岑(中国) 2559
5 王楚欽/馬龍(中国) 2434
6 馬龍/林高遠(中国) 2400
7 戸上隼輔/篠塚大登(日本) 2384
8 王楚琴/樊振東(中国) 1925
9 クリスチャン・カールソン/アントン・シェルベリ(スウェーデン) 1353
10 コーエン・パン/アイザック・クエック(シンガポール) 1285

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
7 戸上隼輔/篠塚大登 2384
12 張本智和/松島輝空 1185
59 張本智和/篠塚大登 230
75 松島輝空/オ・ジュンソン(韓国) 175
98 吉村真晴/宇田幸矢 125

 

女子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 陳夢/王曼昱(中国) 4378
2 チョン・ジヒ/シン・ユビン(韓国) 3379
3 陳幸同/銭天一(中国) 3000
4 鄭怡静/李昱諄(台湾) 2854
5 大藤沙月/横井咲桜 2218
6 長﨑美柚木原美悠 1790
7 ハナ・マテロワ/バルボラ・バラージョバー(チェコ/スロバキア) 1705
8 孫穎莎/王曼昱(中国) 1500
9 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480
10 アディナ・ディアコヌ/シャオ・マリア(ルーマニア/スペイン) 1445

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 大藤沙月/横井咲桜 2218
6 長﨑美柚/木原美悠 1790
9 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480
16 長﨑美柚/キム・ナヨン(韓国) 875
23 木原美悠 /チュ・チョンヒ(韓国) 700
26 木原美悠 /張本美和 649
41 長﨑美柚/森さくら 404
94 −1 笹尾明日香/竹内美涼 133

 

混合ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚琴/孫穎莎(中国) 7520
2 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国) 4375
3 林詩棟/蒯曼(中国) 4195
4 張本智和/早田ひな 3785
5 黄鎮廷/杜凱琹(香港) 3465
6 クリスチャン・カールソン/クリスティナ・カールバーグ(スウェーデン) 2400
7 アルバロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン) 2165
8 林高遠/王艺迪(中国) 1798
9 リ・ジョンシク/キム・クムヨン(北朝鮮) 1750
10 オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア) 1663

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
4 張本智和/早田ひな 3785
18 田中佑汰/長﨑美柚 625
51 −1 松島輝空/張本美和 224

 

チーム男子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 フランス 4920
3 ドイツ 4294
4 スウェーデン 4130
5 日本 4018
6 韓国 3982
7 台湾 3880
8 ブラジル 3018
9 デンマーク 2934
10 ポルトガル 2850

 

チーム女子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 日本 5536
3 韓国 4592
4 ドイツ 4004
5 フランス 3890
6 台湾 3812
7 ルーマニア 3552
8 香港 3152
9 エジプト 2980
10 インド 2960

 

ユース男子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 30675
2 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 23685
3 CHANG Yu-An(台湾) 7965
4 オ・ジュンソン(OH Junsung・韓国) 7420
5 Andre BERTELSMEIER(ドイツ) 6010
6 Flavien COTON(フランス) 5685
7 坂井雄飛 5625
8 SUN Yang(中国) 5505
9 KIM Gaon(韓国) 4635
10 LI Hechen(中国) 4600

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
7 坂井雄飛 5625
18 吉山和希 3920
22 −1 松島輝空 3710
31 +1 川上流星 3040

 

ユース女子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 17575
2 +1 ハナ・ゴーダ(Hana GODA・エジプト) 7165
3 −1 面手凛 6700
4 YOO Yerin(韓国) 6110
5 パク・ガヒョン(PARK Gahyeon・韓国) 5185
6 小塩悠菜 5110
7 QIN Yuxuan(中国) 4710
8 シャルロット・ルッツ(Charlotte LUTZ・フランス) 4385
9 アネット・カウフマン(Annett Kaufmann・ドイツ) 4125
10 キム・ナヨン(KIM Nayeong・韓国) 4125

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 17575
2 −1 面手凛 6700
6 小塩悠菜 5110
29 +6 青木咲智 2560
39 −2 髙森愛央 2275

 

 

まとめ:大藤沙月をはじめ日本選手の活躍が目立った1週間

2つの大会が終了し、ランキングにも反映されました。

上位に入った選手の結果はこちらです。

WTTチャンピオンズ モンペリエ(10/22~10/27)』

  • 男子シングルス 張本智和 準優勝
  • 女子シングルス 大藤沙月 優勝、張本美和 準優勝

WTTフィーダー カリャリ(10/22~10/27)』

  • 男子シングルス 村松雄斗 優勝
  • 女子シングルス 横井咲桜 準優勝

 

なかでも大藤沙月選手は過去最高の11位にランクアップし、『WTTファイナルズ福岡』への出場を決めました。

今年春ごろからWTTに参戦するようになりここまで駆け上がったのはちょっとびっくりですし、横井咲桜選手も順調にキャリア最高を更新し続けています。

張本智和・美和の兄妹はちょっと不調かな?と思う時期があってもすぐに立て直してくるのは、調整力も強さなんだろうなと感じました

『WTTファイナルズ福岡』も11月に迫っているので、引き続き今シーズンの締めくくりを応援しましょう!

 

 

 

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