卓球 世界ランキング 2024年第42週:張本智和らアジア卓球選手権の上位選手がランクアップ

こんにちは。らっこです。

2024年10月15日(火)に2024年第42週の世界ランキングが発表されました。

この1週間にあった国際大会はこちら

では、早速今週の注目選手のニュースとランキングをチェックしましょう。

 

🔽前週2024年第41週のランキングはこちら

卓球 世界ランキング 2024年第41週:中国スマッシュで活躍した林詩棟がキャリア最高3位へUP

2024年第42週の世界ランキングから注目選手を紹介

WTT公式HPのニュース記事は英語なので、簡単に日本語でまとめておきます。

原文はこちら『On The Brink Of Greatness; Generational Talent Lin Closes On Huge Milestone

 

今週の世界ランキングは『アジア卓球選手権(10/9~10/13)』の結果がランキングに大きな影響を与えました。

 

林詩棟(中国):男子2位(+1:キャリア最高)

林詩棟:WTT公式HPから引用

 

2024年は林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong)が卓球界のトップスターとなった記念すべき年として記憶に残ることでしょう。

10月頭に『中国スマッシュ』でレジェンドである馬龍(中国)を破って優勝。

現在、WTTシリーズで16連勝中という驚異的な記録を更新し続けています。

さらに『アジア卓球選手権』では惜しくも準優勝でしたが、世界ランキング1位まであと1つに迫りました。

 

張本智和(日本):男子8位(+1)

『アジア卓球選手権』において林詩棟(中国)に勝った唯一の選手が張本智和で、決勝戦で戦いタイトルを手にしました。

今シーズンは『WTTコンテンダー チュニス』『WTTスターコンテンダー バンコク』の男子シングルスで優勝していますが、今回の大陸選手権を制したことはファイナルズに向けて大きな自信につながるでしょう。

 

大藤沙月(日本):女子16位(+1:キャリア最高)

大藤沙月:WTT公式HPから引用

 

2024年に急成長を見せた若手の大藤沙月はさらに力をつけています。

WTTコンテンダー リマ』でWTTシリーズ初優勝を果たし、WTTフィーダーシリーズでも4度タイトルを獲得。

『アジア卓球選手権』でBest16入りしたことによって、世界ランキングも16位まで上昇しました。

彼女は今年に入って合計109位もランクアップしています。

 

杜凱琹(香港):女子38位(+10)

8か月ぶりに世界トップ40に復帰したのは杜凱琹(ドー・ホイカン/DOO Hoi Kem)です。

元世界ランキング7位の彼女は『アジア卓球選手権』でBest4に進出し、今シーズンに大きな弾みをつけました。

 

 

その他の注目選手

  • 伊藤美誠(日本):女子8位(+1)
  • 篠塚大登(日本):男子33位(+11)
  • 金琴英(キム クムヨン/Kim Kum Yong・北朝鮮):女子57位(+452:キャリア最高)
  • Chan Baldwin(チャン・ボールドウィン・香港):男子102位(+35:キャリア最高)

 

 

2024年第42週の世界ランキング

→全てのランキングはこちら

 

男子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ・中国) 7675
2 +1 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 5185
3 −1 樊振東(ハン・シントウ/FAN Zhendong・中国) 4998
4 +1 梁靖崑(リャン・ジンクン/LIANG Jingkun ・中国) 4550
5 −1 馬龍(マ・ロン/MA Long・中国) 4465
6 ウーゴ・カルデラノ(Hugo CALDERANO・ブラジル) 4020
7 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 4020
8 +1 張本智和(日本) 3130
9 −1 林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan・中国) 2960
10 トルルス・モーレゴード(Truls MOREGARD・スウェーデン) 2630
11 林昀儒(リン・インジュ/LIN Yun-Ju・台湾) 2610
12 パトリック・フランチスカ(Patrick FRANZISKA ・ドイツ) 2580
13 邱党(キュウ・ダン/Dang QIU・ドイツ ) 2575
14 張禹珍(チャン・ウジン/JANG Woojin・韓国 ) 1770
15 ダルコ・ヨルジッチ(Darko JORGIC・スロベニア) 1745
16 ドミトリ・オフチャロフ(Dimitrij OVTCHAROV・ドイツ) 1620
17 オマール・アサール(Omar ASSAR・エジプト) 1480
18 戸上隼輔(日本) 1460
19 アレクシス・ルブラン(Alexis LEBRUN・フランス) 1398
20 趙大成(チョ・デソン/CHO Daeseong・韓国) 1315

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
8 +1 張本智和 3130
18 戸上隼輔 1460
33 +11 篠塚大登 775
38 +2 宇田幸矢 687
39 −1 松島輝空 675
43 +2 吉村真晴 625
50 −4 田中佑汰 555

 

女子シングルス

【1位~20位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ・中国) 10800
2 王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu・中国) 7300
3 陳夢(チェン・ムン/CHEN Meng・中国) 6170
4 王艺迪(ワン・イーディ/WANG Yidi・中国) 5830
5 早⽥ひな(日本生命) 3695
6 陳幸同(チェン シントン/CHEN Xingtong ・中国) 2980
7 張本美和(木下グループ) 2640
8 +1 伊藤美誠(スターツ) 2355
9 −1 申裕斌(シン・ユビン/SHIN Yubin・韓国) 2310
10 鄭怡静(チェン・イーチン/CHENG I-Ching・台湾) 2110
11 +1 平野美宇(木下グループ) 1593
12 +1 ベルナデッテ・スッチ(Bernadette SZOCS ・ルーマニア) 1442
13 −2 アドリアーナ・ディアス(Adriana DIAZ ・プエルトリコ) 1415
14 ソフィア・ポルカノバ(Sofia POLCANOVA ・オーストリア) 1389
15 ヤン・シャオシン(Xiaoxin YANG・モナコ)) 1310
16 +1 大藤沙月(ミキハウス) 1283
17 −1 田志希(チョン・ジヒ/JEON Jihee・韓国 1270
18 ジア ナン・ユアン(Jia Nan YUAN・フランス) 1175
19  – ブルーナ・タカハシ(Bruna TAKAHASHI ・ブラジル) 1167
20 +1 プリティカ・パバド(PAVADE Prithika・フランス) 1142

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 早⽥ひな(日本生命) 3695
7 張本美和(木下グループ) 2465
8 +1 伊藤美誠(スターツ) 2355
11 +1 平野美宇(木下グループ) 1593
17 +1 大藤沙月(ミキハウス) 1283
26 +1 木原美悠 (木下グループ) 965
27 −2 長﨑美柚(木下グループ) 950
31 橋本帆乃香(ミキハウス) 830
39 森さくら(日本生命) 674
55 +1 横井咲桜(ミキハウス) 510
81 −12 佐藤瞳(ミキハウス) 360
101 −1 笹尾明日香(日本生命) 244

 

男子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 林高遠/林詩棟(中国) 6045
2 +1 王楚琴/梁靖崑(中国) 2560
3 +1 向鵬/袁励岑(中国) 2559
4 −2 王楚欽/馬龍(中国) 2434
5 +1 馬龍/林高遠(中国) 2400
6 +2 戸上隼輔/篠塚大登(日本) 2388
7 アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン(フランス) 2286
8 −3 王楚琴/樊振東(中国) 1925
9 +6 イム・ジョンフン/アン・ジェヒョン(韓国) 1558
10 −1 クリスチャン・カールソン/アントン・シェルベリ(スウェーデン) 1493

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
6 +2 戸上隼輔/篠塚大登 2388
13 −1 張本智和/松島輝空 1185
53 +3 張本智和/篠塚大登 230
66 +2 松島輝空/オ・ジュンソン(韓国) 175
87 +6 吉村真晴/宇田幸矢 125
99 +4 戸上隼輔/松島輝空 105

 

女子ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 陳夢/王曼昱(中国) 4878
2 チョン・ジヒ/シン・ユビン(韓国) 3379
3 陳幸同/銭天一(中国) 3000
4 鄭怡静/李昱諄(台湾) 2854
5 +2 大藤沙月/横井咲桜 2218
6 −1 長﨑美柚木原美悠 1790
7 +1 アディナ・ディアコヌ/シャオ・マリア(ルーマニア/スペイン) 1635
8 +1 孫穎莎/王曼昱(中国) 1500
9 +1 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480
10 −4 孫穎莎/王艺迪(中国) 1414

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
5 +2 大藤沙月/横井咲桜 2218
6 −1 長﨑美柚/木原美悠 1790
9 +1 佐藤瞳/橋本帆乃香 1480
16 長﨑美柚/キム・ナヨン(韓国) 875
23 木原美悠 /チュ・チョンヒ(韓国) 700
25 +8 木原美悠 /張本美和 649
38 +3 長﨑美柚/森さくら 404
88 +3 笹尾明日香/竹内美涼 133
95 +2 小塩悠菜/上澤杏音 125

 

混合ダブルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 王楚琴/孫穎莎(中国) 7520
2 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国) 4375
3 +1 林詩棟/蒯曼(中国) 4195
4 −1 張本智和/早田ひな 4080
5 黄鎮廷/杜凱琹(香港) 3465
6 クリスチャン・カールソン/クリスティナ・カールバーグ(スウェーデン) 2400
7 +1  オビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア) 1929
8 +2 アルバロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン) 1910
9 −2 林高遠/王艺迪(中国) 1798
10 +1 リ・ジョンシク/キム・クムヨン(北朝鮮) 1750

 

【日本選手の順位(100位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
4 −1 張本智和/早田ひな 4080
18 田中佑汰/長﨑美柚 625
49 −18 松島輝空/張本美和 224

 

チーム男子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 フランス 4920
3 ドイツ 4294
4 スウェーデン 4130
5 日本 4018
6 韓国 3982
7 台湾 3880
8 ブラジル 3018
9 デンマーク 2934
10 ポルトガル 2850

 

チーム女子(10月度)

【1位~10位】

順位 チーム(国) 獲得ポイント
1 中国 6500
2 日本 5536
3 韓国 4592
4 ドイツ 4004
5 フランス 3890
6 台湾 3812
7 ルーマニア 3552
8 香港 3152
9 エジプト 2980
10 インド 2960

 

ユース男子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国) 29575
2 フェリックス・ルブラン(Felix LEBRUN・フランス) 22310
3 CHANG Yu-An(台湾) 7965
4 オ・ジュンソン(OH Junsung・韓国) 7070
5 +1 Andre BERTELSMEIER(ドイツ) 5875
6 +1 Flavien COTON(フランス) 5695
7 +2 坂井雄飛 5625
8 −3 SUN Yang(中国) 5505
9 +2 KIM Gaon(韓国) 4635
10 +2 ニコラス・ラム(Nicholas LUM・オーストラリア) 4545

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
7 +2 坂井雄飛 5625
15 +1 吉山和希 3920
18 −5 松島輝空 3860
31 −3 川上流星 3040

 

ユース女子シングルス

【1位~10位】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 14775
2 面手凛 6700
3 ハナ・ゴーダ(Hana GODA・エジプト) 6405
4 +1 YOO Yerin(韓国) 6110
5 −1 パク・ガヒョン(PARK Gahyeon・韓国) 5185
6 +1 小塩悠菜 5110
7 −1 QIN Yuxuan(中国) 4710
8 キム・ナヨン(KIM Nayeong・韓国) 4175
9 アネット・カウフマン(Annett Kaufmann・ドイツ) 4145
10 シャルロット・ルッツ(Charlotte LUTZ・フランス) 4030

 

【日本選手の順位(50位まで)】

順位 変動 選手名 獲得ポイント
1 張本美和 14775
2 面手凛 6700
6 +1 小塩悠菜 5110
35 青木咲智 2335
37 髙森愛央 2275

 

 

まとめ:アジア卓球選手権では日本選手が大活躍

『アジア卓球選手権(団体個人種目)』が終了し、ランキングにも反映されました。

  • 女子団体 優勝
  • 男子シングルス 張本智和金メダル・篠塚大登銅メダル
  • 女子シングルス 張本美和銀メダル・伊藤美誠銅メダル
  • 男子ダブルス 戸上隼輔/篠塚大登銅メダル
  • 女子ダブルス 大藤沙月/横井咲桜金メダル・張本美和/木原美悠銀メダル

ランキング上位になると優勝・準優勝しても大幅なランクアップとはなりませんが、ここから次のアジア選手権までこのポイントは維持されるので少しずつ上昇させる足がかりになりそうですね。

WTTファイナルズ福岡』も11月に迫っているので、引き続き今シーズンの締めくくりを応援しましょう!

 

 

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