こんにちは。らっこです。
『WTTファイナルズ 福岡2024』が開催中です。
2日目の11/21(木)に行われた注目試合のレポートをチェックしましょう。
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卓球 WTTファイナルズ 福岡2024 結果速報:佐藤瞳/橋本帆乃香が女子D優勝!男子S・男女Dで日本選手が準優勝!
目次
男子シングルス1回戦
アレクシス・ルブラン(フランス)WR14 1-3 林詩棟(中国)WR2
アレクシス・ルブラン | 11 | 7 | 8 | 4 | 1 | |
林詩棟 | 8 | 11 | 11 | 11 | 3 |
林詩棟選手が勢いそのままに、男子シングルス2回戦でアレクシス・ルブラン選手を3-1で破り勝利しました。
試合後、林選手はルブラン兄弟の独特なサービスについて語っています。
林詩棟のコメント
「ルブラン兄弟は現在、世界で最も多様なサービスを持つ選手と言っても過言ではありません。そのため、レシーブが非常に難しかったです。どのサービスが来ても対応できるよう、自分なりにリズムを合わせることに努めました。」
王楚欽(中国)WR1 3-1 パトリック・フランチスカ(ドイツ)WR11
王楚欽 | 11 | 12 | 11 | 11 | 3 | |
パトリック・フランチスカ | 8 | 10 | 13 | 6 | 1 |
王楚欽選手は最近の不調を認めつつも、2回戦でパトリック・フランチスカ選手を3-1で破り、調子を取り戻しました。
準々決勝ではオリンピック銀メダリストのトルルス・モーレゴード選手と対戦します。
王楚欽のコメント
「最近の試合ではあまり勝てていませんでした。この大会には特別な期待は持たず、ただ新たな気持ちで臨み、一戦一戦を大切にしたいと思います。負けることも普通のこと。どんな相手でも全力で戦います。モーレゴード選手はオリンピックの銀メダルを経てさらに成長しており、自分が格下だと感じますが、どんな結果であれ全力で挑みます。」
女子シングルス1回戦
平野美宇WR13 3-2 ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)WR14
平野美宇 | 11 | 8 | 9 | 11 | 11 | 3 |
ソフィア・ポルカノバ | 9 | 11 | 11 | 9 | 5 | 2 |
平野美宇が1回戦を突破し、シーズン終盤の大舞台に見事な復活を果たしました。
最後にこの大会に出場したのは2021年。
その時以来となる今大会では、ソフィア・ポルカノバを相手にフルゲームの接戦を制し3-2の勝利を収めました。
試合は両選手が一歩も引かず、激しい攻防が続きました。
日本での開催ということもあり、会場の声援が彼女の後押しとなったのは間違いありません。
平野美宇のコメント
「ソフィア選手は背が高いだけでなく、非常に粘り強いプレーヤーなので、試合中は集中してプレーに注意を払う必要がありました。とても難しい試合でしたが、多くのファンの応援が力になり、最後まで諦めずに戦い抜くことができました。」
次に待ち受けるのは、同日の試合で世界ランク1位の孫穎莎(中国)を破った7位の陳幸同(中国)です。
過去7年で7回対戦しており平野の1勝6敗でしたが、直近の対戦では初勝利を挙げています。
久しぶりの大舞台に立つ平野か、今大会で好調を見せる陳がさらに勝ち進むのか、注目の一戦となりそうです。
平野美宇のコメント
「次の対戦相手である陳幸同選手とは最近も何度か対戦しているので、お互いよく知っています。彼女の方がランキングが上で、中国の選手はとても強いので、全力で挑戦することが重要だと思います。」
孫穎莎(中国)WR1 2-3 陳幸同(中国)WR7
孫穎莎 | 11 | 8 | 8 | 11 | 8 | 2 |
陳幸同 | 7 | 11 | 11 | 8 | 11 | 3 |
WTTファイナルズで圧倒的な実績を誇っていた孫穎莎が、福岡でまさかの敗退を喫しました。
女子シングルスで3連覇を達成し4連覇を目指して挑んだ今大会でしたが、陳幸同が孫穎莎を1回戦で下しその快進撃を止めました。
試合はフルゲームの接戦となり、陳選手が3-2で勝利!
要所で見せた冷静さと忍耐力が、攻撃的な孫選手を攻略する決め手となりました。
陳幸同のコメント
「試合中は流れの変化が大きかったですが、ひとつひとつのポイントに集中し、冷静さを保つことに努めました。」
これまで孫穎莎は、WTTシリーズの大会で準決勝より前に敗退したことがありませんでした。
しかし、その記録は今年の『シンガポールスマッシュ』で陳幸同によって初めて破られています。
そして今回、福岡でさらに早いラウンド16での敗退を喫することとなり、再び陳幸同がその記録を更新しました。
試合では高速ラリーが繰り広げられ、孫穎莎は得意の広角フォアハンドで攻め続けましたが、陳幸同は精度の高いバックハンドで応戦。
全体の得点差はわずか2ポイントという接戦を制したのは陳幸同でした。
これにより、陳幸同は通算3度目となる世界1位の選手からの勝利を手にしました。
陳幸同のコメント
「精神的な負担を感じることなく、どんな状況でも安定したプレーを心がけました。孫選手はこの大会の本命で、対戦中は時間がゆっくり流れているように感じ、一瞬一瞬を楽しむことができました。」
男子ダブルス準々決勝
BOURRASSAUD/DORR(フランス) 3-2 何鈞傑/林兆恒(香港)
Florian BOURRASSAUD/Esteban DORR | 9 | 8 | 11 | 12 | 11 | 3 |
何鈞傑/林兆恒 | 11 | 11 | 8 | 10 | 6 | 2 |
フランスペアが男子ダブルス準決勝進出!
初めて「Infinity ∞ Arena」に足を踏み入れた二人は、香港ペアを相手に見事な逆転勝利を収めました。
Florian BOURRASSAUDのコメント
「WTTが始まってから、ずっとInfinity Arenaでプレーするのが夢でした。モンペリエでその雰囲気を目の当たりにし、これまでの大会もずっと観戦してきました。今日は相手への応援が多いと分かっていたので少しプレッシャーを感じましたが、この素晴らしい雰囲気の中でプレーできて本当に嬉しいです!」
以上がWTTのニュース記事内容です。
原文はこちら→『Sun Exits; Chen Xingtong Ends World No.1s Historic WTT Finals Run』『Miu Hirano Hits Return Home Run』『Full Throttle Fukuoka』
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