こんにちは。らっこです。
8/1(木)にパリオリンピック卓球競技の6日目が終了!
男女シングルスの準々決勝が行われ、準決勝に進出する男女各4名が決定しました。
早速、Best4に勝ち残った選手のニュースをチェックしましょう。
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【パリ五輪概要】【男子シングルス】【女子シングルス】【男子団体】【女子団体】【混合ダブルス】
目次
男子シングルス準々決勝
国際卓球連盟(ITTF)のニュースは英語なので簡単に訳しています。
樊振東(中国)WR4 4-3 張本智和WR9
東京2020オリンピックの銀メダリストである樊振東(中国)がスリリングな戦いの末、張本智和を退けました。
張本智和の猛攻に樊振東も苦しみフルゲームまでもつれこみました。
最終第7ゲームも緊迫した展開になりましたが、樊振東がなんとか勝利をもぎ取りました。
樊振東(中国)のコメント
「今日は両者ともにとても良い卓球ができたと思います。張本選手はしっかりと準備してきていました。私自身は序盤に主導権をなかなか握れませんでした。2-0でリードされましたが慌てず、リズムを調整しながらゆっくりと勢いを取り戻しました。」
F.ルブラン(フランス)WR5 4-3 林昀儒(台湾)WR8
フェリックス・ルブラン(フランス)が準決勝進出を決め、パリの観客を熱狂させました。
林昀儒(台湾)の厳しい攻撃も受けフルゲームになりながらも、4-3(11-7,7-11,11-8,4-11,11-8,8-11,11-6)で勝利しました。
地元でのメダル獲得を狙う彼を準決勝でも多くの人々が応援することでしょう。
フェリックス・ルブラン(フランス)のコメント
「準決勝進出は私の目標の1つでした。今大会は第3シードとして臨み、自分の実力を発揮したいと話してきましたが、簡単なことではありませんでした。実際の舞台に立つと違います。フランスには素晴らしいチャンピオンが何人かいますが、オリンピックの卓球で結果を残してからかなりの時間が経ちました。私はまだそこまで達していませんが、それでもBest4に勝ち残っていることを誇りに思っています。」
モーレゴード(スウェーデン)WR26 4-1 アサール(エジプト)WR22
トルルス・モーレゴード(スウェーデン)はパリオリンピックという大舞台で素晴らしい成績を積み上げています。
この準々決勝もオマール・アサール(エジプト)を4-1 (11-7,6-11,14-12,14-12,11-2) で破りました。
スウェーデンとしては男子シングルスBest4に進出した4人目の選手です。
彼のスリリングなプレーは会場の卓球ファンの心を掴んでおり、ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)との準決勝もさらに盛り上がることでしょう。
カルデラノ(ブラジル)WR6 4-0 チャン・ウジン(韓国)WR13
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)がオリンピック男子シングルスで、アジア・ヨーロッパ以外で初めて準決勝に進出した選手になりました。
東京2020オリンピックのBest16の再戦となったチャン・ウジン(韓国)との試合。
南米のスター選手であるカルデラノが圧倒的なパフォーマンスで4-0 (11-4,11-7,11-5,11-6)のストレート勝ち!
金メダルを目指す道が続きます。
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)のコメント
「アジア・ヨーロッパ以外で初というのは、とても大きな記録で感動しています。大陸全体を代表する立場になれて本当に嬉しいですが、同時にもっと上を目指しています。決勝まで進み金メダルを取りたいです。」
女子シングルス準々決勝
早田ひなWR5 4-3 ピョン・ソンギョン(北朝鮮)
早田ひな(日本)はピョン・ソンギョン(北朝鮮)の驚異的な巻き返しを止め、フルゲームの末勝利を掴みました。
ジェットコースターのようなハラハラする試合で、両選手ともに並外れた技術・気合を見せました。
今大会で試合をするごとに卓球ファンの心を掴んできたピョン・ソンギョン。
この試合も果敢に挑みましたが、日本のスター選手である早田には及びませんでした。
シン・ユビン(韓国)WR8 4-3 平野美宇WR13
第4シードのシン・ユビン(韓国)と日本の強豪選手である平野美宇の戦い。
シン・ユビンが3-0で圧倒的なリードを奪いましたが、平野美宇が3ゲーム連取して3-3でフルゲームに突入しました。
平野美宇はあと少しで勝利というところまで追い詰めましたが、シン・ユビンが押し切って勝利しました。
韓国の女子シングルスとしては、2004年アテネ大会以来となるBest4進出です。
歴史的な勝利を挙げたシン・ユビンは、準決勝で前回王者の陳夢(中国)とぶつかります。
孫穎莎(中国)WR1 4-0 鄭怡静(台湾)WR12
世界ランキング1位の孫穎莎(中国)は今大会も好調を維持しており、鄭怡静(台湾)に4-0(11-7,11-4,19-17,11-5)で圧勝。
第1シードの孫穎莎は並外れた才能を発揮し、東京2020オリンピックで逃した金メダルにまた一歩近づきました。
陳夢(中国)WR4 4-0 ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)WR23
東京2020オリンピックのチャンピオンである陳夢(中国)。
ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)に対し、4-0(11-5,11-3,11-0,11-8)で圧勝し女子シングルス準決勝進出を決めました。
完全に試合をコントロールした陳夢は、経験豊富な素晴らしい技術を見せつけました。
陳夢(中国)のコメント
「このようなスコアになるとは思っていませんでした。試合を通してコート上でうまく調整して動けました。準々決勝は誰と当たったとしても簡単には勝てません。相手もヨーロッパの素晴らしい選手です。どのようなことがあったとしても全力尽くす必要があり、そうして初めていいプレーが出来ます。」
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