【卓球ニュース:アジア選手権】女子団体の日本優勝に対する中国メディアの反応をまとめました

こんにちは。らっこです。

2024/10/9(水)に『第27回アジア卓球選手権大会』の女子団体決勝が行われました。

結果、日本 3-1 中国 で日本女子チームが優勝を果たしました。

とんでもない歴史的快挙!おめでとうございます!

テレビ中継が無かったのは残念なのですが、ネット上で祝福の言葉が溢れていました。

一方、準優勝となった中国ではどのように報じられていたのか、早速チェックしていきましょう。

 

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女子団体決勝結果 日本 3-1 中国

日本女子チーム:網易体育より引用

 

日本 3-1 中国

  1. 張本美和 WR7 3-2 王艺迪 WR4(7-11,11-7,11-6,8-11,11-9)
  2. 伊藤美誠 WR9 0-3 孫穎莎 WR1(10-12,6-11,5-11)
  3. 平野美宇 WR12 3-1 陳幸同 WR6(11-9,10-12,12-10,11-4)
  4. 張本美和 WR7 3-2 孫穎莎 WR1(9-11,6-11,11-8,11-7,11-6)
  5. 伊藤美誠 WR9 VS 王艺迪 WR4

 

優勝した日本女子チームに関するニュース

日本が中国を破って優勝するのは50年ぶり

世界選手権・アジア競技大会・アジア選手権などの団体戦で、日本が最後に中国を破ったのは1974年のアジア選手権でした。

『アジア卓球選手権2021』でも日本女子は優勝していますが、そのときは新型コロナウイルスの影響で中国チームが不参加でした。

 

16歳の張本美和がエースとなったチーム編成

張本美和:網易体育より引用

 

日本チームは主力の早田ひなを欠くなか、パリ五輪代表の張本美和・平野美宇に伊藤美誠が加わり決勝戦に挑みました。

16歳の張本美和が王艺迪・孫穎莎を破って、日本女子優勝の立役者になりました。

日本女子は次世代選手がしっかり育っているという証明も果たしたといえるでしょう。

 

準優勝となった中国女子チームに関するニュース

孫穎莎は数カ月間の試合続きで疲れ果てている

孫穎莎:網易体育より引用

 

孫穎莎の不調について、過酷なスケジュールが原因と言う指摘が多くあがっています。

『パリオリンピック』から『アジア選手権』まで、3ヵ月で29試合に出場するという驚異的な試合数をこなしてきました。

特に直前の『中国スマッシュ』では優勝という輝かしい成績を残した一方で、最終日の決勝まで試合が続いたことで今大会への準備期間をとれませんでした。

準々決勝で北朝鮮のキム・クムヨンで敗戦したときにも「調整が難しかった」とコメントしています。

団体決勝後には練習場の隅に隠れるように座り込む孫穎莎の姿がありました。

孫穎莎がいくら強くとも1人しかいないし、彼女が負けたときにチームを救ってくれる存在が必要です。

 

パリ五輪のベストメンバーが揃わなかった

パリオリンピックが終了し、中国代表チームは次のロサンゼルスオリンピックのサイクルに入ったことで、パリシングルス王者の陳夢は休養に入りました。

さらに、王曼昱は大会前日に家庭の事情により離脱が決定。

急遽、陳幸同が中国から駆けつけたもののベストな状態のチームにすることは難しかったと思われます。

石洵瑤は代表チーム経験がなく、蒯曼の対外成績は安定しておらず、自動的に孫穎莎・王艺迪・陳幸同が決勝戦メンバーになりました。

 

王艺迪:網易体育より引用

陳幸同:網易体育より引用

 

中国女子チームは世代交代が問題点

女子団体の敗戦は、中国代表チームの問題点を明らかにしました。

陳夢・王曼昱という主力が欠場となり、決勝は孫穎莎・王艺迪・陳幸同でチームを編成しました。

しかし、彼らの年齢は孫穎莎24歳、陳夢30歳、王曼昱25歳、王艺迪27歳、陳幸同27歳です。

年齢・対戦成績を考えると、次世代選手の育成を急ピッチで進める必要があるでしょう。

 

 

【ニュース記事の原文はこちら】

马琳不背锅,日乒能赢不是偶然!王艺迪成突破口,孙颖莎被忽视

50年首次负于日本队,亚锦赛19年首次丢冠,女乒一因素成隐患

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まとめ:過密日程と孫穎莎への負担を心配する声が多かった

日本選手でも思うのですが、本当に卓球は試合が多いですよね。

中国でも同じような声はあがっているようで、オリンピックメダリストのなかでも桁違いの人気を誇る孫穎莎選手はイベント参加やマスコミ対応も多く疲労が心配されています。

今大会で優勝を逃したことも「このスケジュールではパーフェクトな試合をすることは難しい」ととらえられているようです。

憔悴した様子だったので、メンタルの部分でもこの先に影響がでそうで、少し休んでほしいですね。

 

 

 

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