【卓球】ついに国際卓球連盟が発表した2024パリオリンピックの出場条件とは?

こんにちは。らっこです。

2022年7月11日、ITTF(国際卓球連盟)が2024年パリオリンピックの出場基準を発表しました。

日本ではすでに独自基準の選考レースがスタートしているので、大きな影響を受けそうなのですが、まずは今回の発表内容を把握しておきたいと思います。

 

ITTF(国際卓球連盟)の公式HPのニュース記事は英文なので、このページでは簡単に日本語でまとめます。

→原文はこちら『Road to #Paris2024 – Olympic Table Tennis Qualification System Unveiled

Paris2024への道-パリオリンピックの卓球競技出場条件を発表!

ITTF公式HPより引用

2年後に迫ったパリ五輪!

世界最高の卓球選手が集うオリンピックの出場条件を発表。

ITTF(国際卓球連盟)は2022/7/11に、2024パリオリンピックにおける卓球競技の出場条件を発表しました。

出場者の選考レースは2023年6月から実施します。

詳細は「2024パリオリンピック予選システム」をご覧ください。

 

・2024年パリオリンピックでの実施種目

  • 男子シングルス
  • 女子シングルス
  • 男子団体
  • 女子団体
  • 混合ダブルス

 

・卓球競技全体の出場選手数は172名

各国代表 開催国枠 招待枠
男子 82 3 1
女子 82 3 1
合計 164 6 2

各国の卓球協会からは最大で男女各3名が出場可能です。

招待枠は各国オリンピック委員会の推薦から選出します。

 

・それぞれの競技について

団体戦に参加するのは16ヵ国で、各国から1チーム(3名)が出場します。

混合ダブルスも参加するのは16ヵ国で、各国から1ペア(男女各1名)が出場します。

シングルスは混合ダブルス出場者決定後、各国に出場枠(最大で男女各2名)が割り当てられます。

 

・開催国枠について

開催国(ホスト国)には、男子団体1枠・女子団体1枠・男子シングルス2名・女子シングルス2名・混合ダブルス1ペアの出場枠が与えられます。

 

スケジュールについて

パリオリンピックでの卓球競技は2024/7/27~8/10の期間で開催予定で、最初の種目の決勝は7/30に実施します。

会場はパリオリンピックの重要拠点となるサウスパリアリーナ#4です。

 

オリンピックにおける卓球競技

卓球競技は1988年のソウルオリンピックで初採用され、男女シングルス・男女ダブルスが行われました。

2008年には男女ダブルスが男女団体戦に変更されます。

さらに、東京オリンピック2020で混合ダブルスも追加されたことで、合計5種目となりました。

 

以上が、公式HPのニュース記事に書かれていた内容です。

これだけでは少し分かりにくいので、記事中にあった「2024パリオリンピック予選システム」の内容を抜粋して紹介します。

 

「2024パリオリンピック予選システム」の内容とは

こちらも公式のPDFは英語なので、簡単に日本語でまとめます。

→原文はこちら『QUALIFICATION SYSTEM – GAMES OF THE XXXIII OLYMPIAD – PARIS 2024

オリンピック憲章やドーピングなどに関する文言も色々書いてあるのですが、ここでは出場条件に絞りたいと思います。

 

団体戦(16チーム)の出場資格

チーム数 選出方法
6チーム 各大陸の予選大会でTOPの国(※)
8チーム 2024年世界卓球選手権(団体戦)のベスト8進出の国
1チーム 2024年3月の世界チームランキングでTOPの国
1チーム 開催国枠

※アフリカ・アジア・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・北米・オセアニア

団体戦は各国から男女各1チーム(3名)が出場可能

ちなみに、2022年7月発表の世界チームランキングは「日本男子4位」「日本女子2位」です。

 

混合ダブルス(16ペア)の出場資格

ペア数 選出方法
6ペア 各大陸の予選大会でTOPのペア(※)
4ペア 2024年3月または4月に開催される予選大会でベスト4進出のペア
5ペア 2024年19週(5/7発表)の世界ランキングで上位5位までのペア
1ペア 開催国枠

※アフリカ・アジア・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・北米・オセアニア

混合ダブルスは各国から1ペア(男女各1名)が出場可能です。

 

シングルス(男女各70名)の出場資格

選手数 選出方法
32名 団体戦に出場する16ヵ国が、各国2名の出場権を獲得。
なお、2024年25週(6/18発表)の世界ランキングで各国の上位2名とする。
22名 各大陸の予選大会または、各大陸の世界ランキングによって選出。(※)
上限15名 2024年25週(6/18発表)の世界ランキングの上位選手から選出。
1名 招待枠(各国オリンピック委員会の推薦から選出)

※アフリカ4名・アジア6名・ヨーロッパ6名・アメリカ(ラテン・北米)5名・オセアニア1名

シングルスは各国から最大で男女各2名が出場可能です。

一見シングルスに開催国枠が無いように思えますが、すでに団体戦枠を獲得しているため開催国からも男女各2名がシングルスに出場します。

 

まとめ:世界ランキングが重要となることが判明

日本では国内大会を重視したパリオリンピック代表選考レースがすでにスタートしています。

しかし、今回の発表では『世界ランキングを基準として選出する』ことが明記されました。

選手が自分の世界ランキングをアップさせるには国際大会へ出場する必要があるので、日本の選考基準が変更される可能性もでてきました。

 

種目ごとに具体的にみていきましょう。

団体戦は2022年7月現在のチームランキングで「日本男子4位」「日本女子2位」なので、実力的には出場圏内といえるのではないでしょうか。

混合ダブルスについては、予選会でしっかり枠を勝ち取ることが重要になります。

問題となるのがシングルスです。

日本では国内選考を重視した独自のポイントを設定していました。

しかし、団体戦枠を獲得できたとして『世界ランキングで各国の上位2名をシングルスに選出』することが今回の発表で決まりました。

日本独自の五輪選考ポイントで1位だったとしても、世界ランキングで日本3番手だとシングルスに出場できないという状況もあり得るわけですね。

こちらのYahoo!ニュースによると、以前は国際卓球連盟も「団体戦出場枠を獲得した場合、どの選手を出場させるかは各国の卓球協会が決定する」という方針だったようです。

ただ、公式発表前に「各国卓球協会が決定→世界ランキングから自動的に決定」に変更されたということなのでしょう。

うーん。

国内大会でのポイント獲得を目指していた選手も多いと思うのですが、この先は世界ランキングのために国際大会へ出場する必要が出てきそうですね。

所属チームの都合もあるでしょうし、選手の皆さんが様々な対応やスケジュール変更に追われるのではないかと心配です。

日本卓球連盟がパリオリンピック代表選考レースをどのように続けていくのか公式発表が待たれます。

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