【卓球ニュース】梁靖崑(中国)がWTTカップ・ファイナルを欠場!中国卓球協会による出場停止処分とは。

こんにちは。らっこです。

開催まで2日をきった『WTTカップ・ファイナル シンシャン2022』の出場選手についてのニュースです。

 

10/25(火)9:30に中国卓球協会が公式HPにて梁靖崑(リャン・ジンクン/LIANG Jingkun )WR3の出場停止処分を発表。

これは、先日の『WTTチャンピオンズ マカオ2022』で試合後にズボンにラケットを挟んでいた行動が問題視されたもので、2022年末まで活動停止することになりました。

27(木)スタートの『WTTカップ・ファイナル シンシャン2022』は欠場となり、すでに大会HPから名前が消えています…。

この出来事が中国ではどのように報じられているのか気になったので調べてみました。

梁靖崑が出場停止処分になった理由とは?

中国メディアのニュース記事は中国語なので、簡単に日本語でまとめておきます。

→原文はこちら『战胜林高远后庆祝动作不得体,梁靖崑被中国乒协禁赛』『刘国梁严格执法,梁靖崑被禁赛,积分和经济损失巨大,没后悔药吃

 

林高遠に勝利したあとのパフォーマンスが不適切。梁靖崑が中国卓球協会による出場停止処分を受けた。

10月25日(火)中国卓球協会は、『WTTチャンピオンズ マカオ2022』で不適切な勝利パフォーマンスを行ったとして、梁靖崑に2022年内の全ての試合への出場停止処分を下しました。

 

『WTTチャンピオンズ マカオ2022』の1回戦で梁靖崑は林高遠(リン・コウエン/LIN Gaoyuan・中国)を3-2で破り、不適切な勝利パフォーマンスを行いました。

試合後すぐ、梁靖崑は林高遠に「最近の成績が低迷しており、久しぶりに勝利したことで興奮してやってしまった」と説明と謝罪をして、林高遠は許したそうです。

 

 

 

中国卓球協会は社会的にも悪影響を及ぼす行為であるとして、「中国卓球協会代表メンバーの行動に関する規定」により2022年の国際大会・国内大会への出場資格を停止しました。

2022年は残り2ヶ月ほどですが、『WTTカップ・ファイナル』『全国卓球選手権大会』『アジアカップ』『中国卓球スーパーリーグ』は全て欠場

協会は「本人が今回の件を重く受け止め、問題から目をそらさずに反省し、高い意識をもって試合復帰することを期待している」とコメントしています。

 

今回の処分により、『WTTカップ・ファイナル』『アジアカップ』で世界ランキングポイントを獲得できないため、現在の中国男子第3位から陥落する可能性があります。

また、『全国卓球選手権大会』『中国卓球スーパーリーグ』ではチームに貢献することが叶わず、栄誉も賞金も手にすることができません。

世界ランキングポイントと経済的な損失は今後の頑張りで取り戻せるでしょう。

ただ、今回の出来事で大きく落とした評価については、どれくらいの期間で回復できるか分かりません。

中国において卓球は国技、代表メンバーは技術だけでなくモラルも一流な集団であるべきです。

 

以上、中国メディアが報じたニュースでした。

 

中国代表メンバーには模範的な行動が義務付けられているということなのでしょうね。

記事のコメント欄でも「卓球協会の厳しい姿勢を評価する」との書き込みが多く見られました。

あのパフォーマンスをしてしまった原因が、不調で精神的に参っていたことの反動だったとのことなので、今回の処分でメンタルがさらに心配です。

来年には試合復帰する予定だそうですが、なんとか復活してほしいですね。

また、梁靖崑が欠場することにより『WTTカップ・ファイナル シンシャン2022』の男子は1人少ない計15名で開催することが決定しています。

 

 

🔽関連記事

【卓球 WTTカップ・ファイナル シンシャン2022:概要】2022/10/27(木)開幕!出場選手・試合日程・放映情報まとめ 【卓球 WTTチャンピオンズ マカオ2022:結果速報】男子Sは王楚欽(中国)、女子Sは孫穎莎(中国)が優勝!!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です