【卓球ニュース】世界卓球予選で中国がインドに追い詰められ、孫穎莎・王艺迪が黒星!

こんにちは。らっこです。

2024/2/16(金)からスタートした『2024世界卓球選手権(団体戦)』の予選グループリーグが終わると、2/21(水)から決勝トーナメントが始まります。

日本は男女ともに決勝トーナメント進出を決めました。

 

予選も様々な試合がありましたが、世界トップの中国女子チームが予選第1試合でインドに3-2で辛勝したニュースは特に衝撃があったような気がします。

このページでは、中国での反応をまとめたいと思います!

 

→2024世界卓球選手権(団体戦)の結果速報・アーカイブ動画情報はこちらのページで随時更新中。

中国3-2インド、予選第1試合をぎりぎりで中国勝利!

中国女子チームは、孫穎莎・王艺迪・陳夢・陳夢・陳幸同の5名で6連覇に挑みます。

しかし、予選第1グループの第1試合は中国がインドに2勝を許し、厳しい出だしとなりました。

 

中国 3-2 インド

  1. 孫穎莎 1-3 A.ムカルジー 
  2. 王曼昱 3-1 マニカ・バトラ
  3. 王艺迪 0-3 アクラ
  4. 孫穎莎 3-1 マニカ・バトラ
  5. 王曼昱 3-0 A.ムカルジー

 

ここからは、中国メディアで報じられた内容をピックアップして紹介していきます。

原文記事はこちら『孙颖莎爆冷输球遭龙年首败!国乒面对冷门打法依旧需要谨慎小心!

原文記事はこちら『打印度怪胶,王艺迪几乎不会,孙颖莎翻车,王曼昱光芒万丈

 

孫穎莎は逆転負けで2024年初黒星!

第1試合:孫穎莎 1-3 A.ムカルジー 

孫穎莎 10 11 11 6 1
A.ムカルジー 12 2 13 11 3

第1試合の1番で出場した中国女子チームのエース孫穎莎(世界ランキング1位)。

序盤から激しい応酬となるなかで孫穎莎がゲームポイントを握るが、A.ムカルジーは冷静に5連続ポイントで第1ゲームをとった。

第2ゲームは孫穎莎のリズムで進み、A.ムカルジーに反撃の間を与えず1-1に。

第3ゲーム以降はA.ムカルジーのバックスピンが冴え、戦術も巧みに変化させて孫穎莎が流れを掴めず敗れた。

スタートダッシュが期待されましたが、インドのA.ムカルジーに敗戦という番狂わせの試合となりました。

 

王艺迪は最後まで対応しきれずストレート負け

第3試合:王艺迪 0-3 アクラ

王艺迪 7 9 11 0
アクラ 11 11 13 3

世界ランキング2位の王艺迪は、アクラの異質ラバーの攻撃に全く対応できず1ゲームもとることができなかった。

 

王曼昱が2勝して中国の敗退を阻止!

2番の王曼昱はエースのバトラに勝利し、1-1で3番の王艺迪に繋ぎました。(アーカイブ動画はこちら

2-2で迎えた5番は孫穎莎を破ったA.ムカルジーとの対戦で大きなプレッシャーだったことでしょう。

 

第5試合:王曼昱 3-0 A.ムカルジー

王曼昱 11 13 11 3
A.ムカルジー 9 11 6 0

孫穎莎・王艺迪がインドのプレースタイルに苦しむなか、唯一の粘りをみせて中国チームに白星を運びました。

競技成績が低下する時期もありましたが、『世界選手権(個人戦)』のチャンピオンとしての実力を見せつけてくれました。

 

まとめ:インド選手の異質ラバーに苦しめられた中国チーム

中国との試合に出場したインド女子チームのメンバーはこちら。

  • マニカ・バトラ(Manika BATRA)WR36
  • アクラ(Sreeja AKULA)WR49
  • A.ムカルジー(Ayhika MUKHERJEE)WR113

インドチームの監督は、孫穎莎を崩すために3人のなかで世界ランキング最下位のA.ムカルジーを起用したのだろう。

想像以上にA.ムカルジーは孫穎莎のプレーを混乱させることに成功しました。

インドの多くの選手が異質ラバーを貼っており、A.ムカルジーもスピンがかかりにくいのが特徴であるアンチラバーを使用していると言われています。

 

現在の中国代表チームでは特殊なプレースタイルの選手はほとんどいません。

そのため、孫穎莎も王艺迪もアンチラバーの選手と戦った経験が少ない状況なので、敗戦しても不思議なことではないでしょう。

恐らく中国選手では男子の蔡振華以降はいないと思われます。

ただ、『アジア卓球選手権大会2023』でも陳幸同が今回のA.ムカルジーにフルゲームまで追い詰められ、『アジア競技大会2023』の女子ダブルスでは陳夢/王艺迪ペアがS.ムカルジー/A.ムカルジーペアに敗れています。

インドの選手層が厚くなってきているとはいえ、複数の中国選手が負けるというのは中国チームのコーチ陣の責任になるのではないでしょうか。

 

 

以上が中国メディアが報じた内容の一部まとめです。

インド選手は異質ラバーでボールの軌道が読みにくいそうなのですが、さすがの中国選手も苦戦していますね。

日本も木原美悠/張本美和ペアがS.ムカルジー/A.ムカルジーペアに敗れたこともありますし、要チェックですね。

世界ランキングはインドチームのなかで上位ではないといえ、一気に実力をつけてきているA.ムカルジー選手はパリオリンピックどうなるのかも気になります。

 

 

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