こんにちは。らっこです。
『ITTF混合団体ワールドカップ2025』が開催中です。
第2ステージ1日目の12/3(水)に行われた注目試合のレポートをチェックしましょう。
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目次
ドイツ vs スウェーデン|ドイツが選手層の厚さで押し切る!

フランツィスカ&カウフマン(ドイツ):ITTF公式HPから引用

リンダ・ベルグストローム(スウェーデン):ITTF公式HPから引用

ウィンター&ミッテルハム(ドイツ):ITTF公式HPから引用
ドイツは強豪スウェーデンを相手に、8-5で勝利!
試合は3時間を超える大接戦となりました。
- XDフランチスカ/カウフマン 2-1 カールソン/C.シェルベリ
- WSウィンター 1-2 ベルグストローム
- MS邱党 3-0 A.シェルベリ
- MDドゥダ/邱党 1-2 カールソン/A.シェルベリ
- WDウィンター/ミッテルハム 1-0 ベルグストローム/C.シェルベリ
混合ダブルス:フランツィスカ&カウフマン(ドイツ)が第1ゲームを18-20で落としたものの、そこから立て直して逆転勝ち。
女子シングルス:ベルグストローム(スウェーデン)が、変化の多いラバーを使うヴィンター(ドイツ)との対戦を制し、大きな1勝をもぎとりました。最後は16-14という超接戦。
男子シングルス:チームが作戦として選んだ邱党(ドイツ)が見事に期待に応え、アントン・シェルベリ(スウェーデン)に3-0のストレート勝ち。
男子ダブルス:スウェーデンのペアが勝利し、試合は再びわからない展開に。
女子ダブルス:ウィンター&ミッテルハム(ドイツ)が12-10で勝ち切り、ドイツが8点目を獲得して試合終了!
ドイツは「誰をどこで使うか」を柔軟に決める戦略と、選手たちの底力が光った試合でした。
日本 vs 香港|勝ち続ける日本、若手が大活躍!

松島輝空&大藤沙月:ITTF公式HPから引用

張本智和:ITTF公式HPから引用
日本はこの日も強さを見せつけ、香港に8-2で快勝。無敗のまま次のステージへ!
- XD 松島輝空/大藤沙月 2-1 黄鎮廷/杜凱琹
- WS 張本美和 2-1 朱成竹
- MS 張本智和 3-0 林兆恒
- WD 張本美和/早田ひな 1-0 朱成竹/呉詠琳
- MD 松島輝空/戸上隼輔 vs 黄鎮廷/陳顥樺
混合ダブルス:松島輝空&大藤沙月の若手ペアが、経験豊富な黄鎮廷&杜凱琹にフルゲームの末18-16で勝利。2人の粘り強さが光りました。
女子シングルス:張本美和が第1ゲームを落とす苦しいスタート。しかしそこからしっかり立て直し、2ゲーム連取で勝利。
男子シングルス:兄・張本智和が登場。相手の林兆恒に全くつけ入るスキを与えず、3-0で完勝。
女子ダブルス:張本美和&早田ひなが11-7で勝ち、チームとしての勝利を決定づけました。
若い選手たちの成長と、チーム全体の安定感がバランスよくかみ合った試合内容でした。
韓国 vs フランス|最後までわからない!大会屈指の大激戦

韓国チーム:ITTF公式HPから引用

イ・ウンヘ(韓国):ITTF公式HPから引用

A.ルブラン/F.ルブラン(フランス):ITTF公式HPから引用
この日の最大のドラマは、韓国とフランスの一戦。
最後まで勝負の行方がわからないまま、韓国が8-7で勝利!
- XDパク・ガンヒョン/キム・ナヨン 2-1 F.ルブラン/パバド
- WSイ・ウンヘ 3-0 ユアン
- MSチャン・ウジン 1-2 A.ルブラン
- MDパク/オ・ジュンソン 0-3 A.ルブラン/F.ルブラン
- WDキム/チェ・ヒョジュ 2-1 ユアン/パバド
この試合でフランスはメンバーを入れ替えて臨みました。
混合ダブルス:F.ルブラン&パバド(フランス)が出場。1ゲーム目を取るも、韓国ペアに逆転されます。
女子シングルス:イ・ウンヘ(韓国)がストレート勝ちでチームに流れを引き寄せ、韓国が一気に5-1までリード。
ここからフランスが驚きの追い上げを見せます!
男子シングルス:アレクシス・レブラン(フランス)が登場。チャン・ウジン(韓国)に対して豪快なバックハンドや意表を突くサーブで観客を魅了し、2-1で勝利。
男子ダブルス:アレクシス&フェリックス(フランス)の兄弟ペアが息の合ったプレーを見せ、ストレート勝ち。6-6の同点に追いつきます。
女子ダブルス:フランスが第1ゲームを奪い勢いづくも、韓国が2・3ゲーム目を奪い返して逆転勝利!
レブラン兄弟が3試合連続で勝利する大活躍を見せながらも、最後は韓国が踏ん張りきって無敗キープという劇的な結末でした。
中国 vs クロアチア|異次元の強さ!3試合連続“完封勝利”

王楚欽/孫穎莎(中国):ITTF公式HPから引用

:ITTF公式HPから引用

:ITTF公式HPから引用
中国はこの日も相手を寄せつけず、8-0のストレート勝ち。これで3試合連続の“全勝・全ゲーム勝利”です。
- XD 王楚欽/孫穎莎 3-0 BAN/アラポヴィッチ
- WS 蒯曼 3-0 マロバヴィッチ
- MS 林詩棟 2-0 プツァル
- WD 王曼昱/蒯曼 vs アラポヴィッチ/マロバヴィッチ
- MD 梁靖崑/林詩棟 vs BAN/プツァル
混合ダブルス:王楚欽&孫穎莎(中国)が完璧な連携で3-0勝ち。
女子シングルス:蒯曼(中国)が、クロアチアの代役選手を相手にほぼ完封。
男子シングルス:林詩棟 vs プツァルが唯一の接戦。観客が歓声を上げる長いラリーや、映像判定(TTR)が2度入るなど、見どころ満載の内容に。それでも林詩棟(中国)が冷静に勝ち切りました。
世界最強と名高い中国代表。ステージ2に入っても、一切スキを見せない圧倒的な実力をキープしています。
以上がITTFのニュース記事内容です。
原文はこちら→『Day 4 Recap: Stage 2 Begins With High-Level Battles in Chengdu』
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