こんばんは。らっこです。
昨日は男子団体戦で日本チームが敗退しました。
張本選手がシングルス2試合に勝利していたので、日本に流れが…と思ったのですが、ドイツは強かったです。まだ3位決定戦で銅メダルの可能性があるので、張り切って応援しましょう!
そして、ついに女子団体戦の決勝が行われます。
卓球 女子団体戦 決勝は8/5(木)19:30スタートです。
強敵中国との対戦です。伊藤美誠・石川佳純・平野美宇の3選手が中国人選手とどのような戦いを繰り広げるのか注目ですね。
中国チームはどんな選手なのか、団体戦ルール・よく聞く卓球用語などをおさらいして観戦に備えましょう!
目次
対戦相手中国の団体戦メンバー
リオオリンピックまでの中国団体戦メンバーは、前回のシングルス優勝者が入るケースが多かったのですが、今回は全員がオリンピック初出場です。
当初はリオ大会に出場し、今回も混合ダブルスで銀メダルをとった劉 詩雯(世界ランキング第7位)が出場する予定でした。しかし、肘の故障が悪化したため、補欠だった王曼昱と交代しています。
この王選手は補欠とはいえ世界ランキング第4位…。さすが卓球王国ですね。
陳夢(ちんむ):世界ランキング第1位
オリンピック初出場の27歳。中国国内では同年代にロンドン・リオのメダリストがいたため、国際大会のシングルスに出場できる機会が少なかった選手です。2018年に世界ランキング第1位になって以降は安定した成績をおさめています。
どこに打っても拾うとされる守りの強さが武器で、抜群の体幹をもつ選手です。ミスが少ないため、ラリー戦では圧倒的な強さを誇ります。
孫穎莎(そんえいさ):世界ランキング第2位
オリンピック初出場の20歳。伊藤美誠・平野美宇と同学年の若きエース候補。2017年までは中国代表チームの練習相手を務めており、平野美宇のコピー選手でした。
スピード感あふれる攻撃的なスタイルが特徴で、パワーは男子選手レベルとされています。
王曼昱(おうばんいく):世界ランキング第4位
オリンピック初出場の22歳。2014年・2015年に世界ジュニア卓球選手権の女子シングルスを連覇し、19歳で世界選手権の団体代表に初選出されました。中国国内では孫穎莎と並び、次世代のエース候補と期待されています。
長身を活かしたパワー溢れるドライブを武器としながらも、巧みにコースをコントロールする器用さも兼ね備えた選手です。
卓球・団体戦のルールについて
団体戦に出場する選手は3名です。試合構成は以下の通りで、先にどちらかのチームが3勝したら終了します。
また、3名(A・B・C)のうち、シングルスを2試合担当するAの選手をエースと呼んでいます。日本はこれまで、エースを伊藤美誠選手に任せていましたが、決勝でも変わることはないでしょう。
- 第1試合:ダブルス(B・C)
- 第2試合:シングルス(A)
- 第3試合:シングルス(BかC)
- 第4試合:シングルス(A)
- 第5試合:シングルス(BかC)
シングルスはかなり厳しい戦いになることが予想されるので、第1試合のダブルスに期待がかかります。
解説でよく聞く卓球用語集
・フォアハンド
ラケットを持つ手の方向(右利きの人なら右側)にきたボールを打つこと。
・ドライブ
ボールに上回転をかける技法のこと。
・フォアドライブ
ラケットを持つ手の方向(右利きの人なら右側)にきたボールに、上回転をかけて返すこと。
・スマッシュ
ボールを強烈なパワーで叩くように打つ技法のことです。攻撃力が高いため、チャンスボールの決定打としてよく使用されます。
・ナックル
無回転のボールを打つ技法をナックルと呼び、「ナックルドライブ」「ナックルサーブ」「ナックルカット」などの用語をよく聞きます。
・ツッツキ
卓球台の上で下回転をかけて打つ技術のこと。その際、長めに返すことを指し、短ければ下記のストップと呼ばれます。
・ストップ
卓球台の上で下回転をかけて打つ技術のこと。その際、台上で2回以上バウンドする短い返球のことを指します。
・チキータ
相手からの短い返球に対し、台上でボールの左側に回転(横や上)をかけて攻撃するバックハンドの打法のこと。レシーブでよく使用されています。
・逆チキータ
上記のチキータを応用した技術です。チキータをすると見せかけて、ボールの右側に逆横回転をかける打法のこと。ボールは相手のフォア側(ラケットを持つ手の方向)に曲がります。
・みまパンチ
伊藤美誠選手の代名詞。フォアハンドのスマッシュ系の打球で、振り切るのではなくボールを押し込むように打つ。
テレビでの放映情報
【テレビ】
NHK 総合:8月5日(木) 19:30~