2026/6/25(木)
代表選手が正式発表され、各種目の出場者も決定!
こんにちは。らっこです。
2026年9月に『第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)』が開催されます。
アジア版オリンピックであるこの大会は団体と個人種目で激しい戦いが繰り広げられます。
卓球競技の優勝候補である中国からは誰が代表として出場するのか、分かり次第情報を随時更新していきます。
興味のある方は是非チェックしてください!
🔽第20回アジア競技大会の大会概要・日本の選手情報はこちら
目次
第20回アジア競技大会の中国代表選出基準
アジア競技大会では『男女団体』『男女シングルス』『男女ダブルス』『混合ダブルス』の計7種目が行われます。
各チーム出場枠は男女各5名!
中国代表の選出基準は男子と女子で違いがあるようです。
男子の選出基準
- 自動選出枠① 5月25日時点のITTFシングルス世界ランキング上位3名を選出
- 自動選出枠② ①で未選出の選手のうち、ダブルス・混合ダブルス総合ランキング最上位の1名
- 監督推薦枠 打法の特徴、ダブルス・混合ダブルスの実力・育成ポテンシャルなどを総合的に考慮し、専門家の意見も踏まえて決定
女子の選出基準
- 自動選出枠① 5月25日時点のITTFシングルス世界ランキング上位2名
- 自動選出枠② ①で未選出の選手のうち、ダブルス・混合ダブルス総合ランキング最上位の1名
- 若手枠 ①②で未選出の選手のうち、2004年1月1日以降生まれでシングルスランキング最上位の1名(実戦経験の場として新人を育成する目的)
- 選考会枠 チーム内選考試合の結果で決定
選出のポイントとは?
判断の中心となるスタッフは秦志戬(総監督)・肖戦・王皓(男子監督)・馬琳(女子監督)の4名。
総監督は「2028年ロサンゼルス五輪に向けたチーム強化」と「2032年ブリスベン五輪への新人発掘・育成」を両立させる方針を示しています。
第20回アジア競技大会の中国代表選手一覧
男子

| 選手名・世界ランキング | 獲得状況 | |
| 1 | 王楚欽(ワン・チューチン/WANG Chuqin ・中国)WR1 | 自動選出枠① 世界ランキング |
| 2 | 林詩棟(リン・シトン/LIN Shidong・中国)WR5 | 自動選出枠① 世界ランキング |
| 3 | 温瑞博(ウェン・ルイボー/WEN Ruibo・中国)WR11 | 自動選出枠① 世界ランキング |
| 4 | 黄友政(HUANG Youzheng・中国)WR59 | 自動選出枠② ダブルス・混合ダブルス総合ランキング |
| 5 | 向鵬(XIANG Peng・中国) | チーム内選考会で選出 |
※世界ランキング(WR)は2026年第22週(5/25発表)のものです。

王楚欽・林詩棟

温瑞博

黄友政

向鵬
女子

| 選手名・世界ランキング | 獲得状況 | |
| 1 | 孫穎莎(ソン・エイサ/SUN Yingsha ・中国)WR1 | 自動選出枠① 世界ランキング |
| 2 | 王曼昱(ワン・マンユ/WANG Manyu・中国)WR2 | 自動選出枠① 世界ランキング |
| 3 | 蒯曼(クアイ・マン/KUAI Man・中国)WR7 | 自動選出枠② ダブルス・混合ダブルス総合ランキング |
| 4 | 陳熠(Chen Yi・中国)WR6 | 若手枠 2004年1月1日以降生まれの選手で最上位 |
| 5 | 范姝涵(FAN Shuhan・中国) | チーム内選考会で選出 |
※世界ランキング(WR)は2026年第22週(5/25発表)のものです。

孫穎莎・王曼昱

蒯曼・陳熠

范姝涵
種目別出場選手
| 選手名 | |
| 男子団体 | 王楚欽・林詩棟・温瑞博・黄友政・向鵬 |
| 女子団体 | 孫穎莎・王曼昱・蒯曼・陳熠・范姝涵 |
| 男子シングルス | 王楚欽・林詩棟 |
| 女子シングルス | 孫穎莎・王曼昱 |
| 男子ダブルス | 林詩棟/温瑞博・黄友政/向鵬 |
| 女子ダブルス | 王曼昱/蒯曼・陳熠/范姝涵 |
| 混合ダブルス | 林詩棟/蒯曼・王楚欽/孫穎莎 |
6/25追記:5人目はどうやって選出したのか?
男子
選考方法:未選出の選手を右利き組・左利き組に分け、それぞれ世界シングルスランキング上位3名がトーナメント(6/3)を実施。
【結果】右利き組優勝の向鹏が左利き組優勝の袁励岑を3-0で下し、選考会を制覇!コーチングスタッフと専門家の意見も踏まえた上で、向鹏の選出が決定した。
なお、梁靖崑は世界選手権後に体力・精神的消耗が極めて大きく旧傷も再発したため自ら選考辞退を申し出ました。
また周启豪も体調不良を理由に辞退したため、この2名は不参加となりました。
女子
参加選手: 選考会出場対象は2004年1月1日以降生まれの13選手のみ ※陳幸同・王艺迪らベテラン選手は出場資格なし
選考方法:2回のトーナメントを実施し、2回とも同じ選手が優勝→即決定。異なる選手が優勝→決定戦で決定。
【第1回選考(6月2日午前)】
覃予萱が優勝!
范姝涵は準決勝で姜依依に2-3で敗れ、3位に終わる。
【第2回選考(6月2日午後))】
気持ちを切り替えた范姝涵が猛反撃。
易爱川に3-0、胡一に3-1、覃予萱に3-0、決勝で徐奕に3-1と全勝し優勝!
→ 2回の選考で優勝者が異なったため、決定戦へ
【代表決定戦(6月4日午前)】
范姝涵 3-0 覃予萱で完勝し、最後の1枠を獲得!
范姝涵のコメント
「最初は選考会に参加できるとも思っていなかった。3日前に通知を受けて興奮した。負けてから勝ち取るまで苦しかったが、プレッシャーに打ち勝てたことは前例のない励みになった」
まとめ:新たな選出基準によるサプライズあり。世代交代もみえた
従来はシングルスランキング重視だったのに対し、今回は初めてダブルス・混合ダブルスの比重を大幅に引き上げ。
その結果、シングルスランキングでは不利だった黄友政が選出されるなど、「サプライズ選出」も生まれました。
【6/25追記】
今回の選考で最も象徴的だったのが、女子の王艺迪・陳幸同(ともに1997年生まれ、29歳)が落選したことです。
落選理由は下記と説明されています。
- ランキング→世界シングルス上位2名に入れず
- 年齢制限→2004年以降生まれ枠・選考会ともに出場資格なし
- 成績面→国際大会(世界選手権・ワールドカップ)での外国選手への敗戦が評価を下げた
なぜ女子は男子より世代交代が進むのか?
女子は孫穎莎・王曼昱という2人の絶対的エースがいるため、ベテランへの依存度が低い。
一方、男子は王楚欽1人が海外戦の柱であり、梁靖崑のようなベテランが今も重要な役割を担っていました。
全体的な方針
総監督は一貫して「2028年ロサンゼルス五輪の強化と2032年ブリスベン五輪の人材育成」を両立させる方針を掲げており、今回の選考はその実践の場と位置づけられています。
アジア競技大会を「本番前の実戦練習の場」として捉え、若手に経験を積ませることが最大の目的の一つとなっています。
🔽記事の原文(中国語)はこちら
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