こんにちは。らっこです。
『ITTFワールドカップ マカオ 2026』の予選リーグが終了!
4/1(水)に行われた試合では、中国男子チームがドイツ勢に3連敗という衝撃がありました。
中国メディアがこの結果をどう報じているのか、チェックしていきましょう。
🔽ITTFワールドカップ マカオ 2026の試合結果はこちら
男子:中国男子3名がドイツに3連敗
予選リーグの結果
梁靖崑(中国)WR13 2-3 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)WR27
(11-8,11-6,6-11,9-11,10-12)
2-0とリードしながら、そこから3ゲームを連取されての逆転負け。
なお試合中、オチャロフはサービス違反のチャレンジを2度成功させています。
梁靖崑は第1試合でも世界ランキング79位のアルゼンチン選手・シフエンテスに敗れており、2戦2敗で決勝トーナメント(ベスト16)進出を逃す結果となりました。
周啓豪(中国)WR22 2-3 パトリック・フランチスカ(ドイツ)WR18
(11-6,8-11,6-11,11-2,6-11)
惜しくも1勝1敗で決勝トーナメントには届きませんでした。
陳垣宇(中国)WR23 2-3 邱党(ドイツ)WR11
(7-11,8-11,3-11)
一方、王楚欽(中国)WR1と温瑞博(中国)WR17は決勝トーナメント(ベスト16)に進出!
王楚欽の次の相手はフェリックス・ルブラン、温瑞博は林昀儒との対戦です。
分析① 負けた相手が悪かった
中国メディアがまず指摘しているのは、ドイツの3選手が決して格下ではないという点です。
オチャロフはワールドカップや欧州選手権など数々のタイトルを持っており、五輪銅メダリストでもあります。
中国のトップ選手を何度も破っており、今年1月にも林詩棟(中国)WR2を下しました。
フランチスカは欧州カップ優勝者で、馬龍・樊振東・王楚欽らを撃破した実績があります。
邱党は欧州選手権チャンピオンで、つい最近も梁靖崑に勝利しています。
梁靖崑は以前にもオチャロフに敗れており、周啓豪・陳垣宇はもともと国際戦の実績がそれほど安定していない選手です。
中国メディアは「この結果はそれほど驚くべきことではない」と冷静に分析していました。
分析② 本当の問題は世代交代の遅れ
さらに踏み込んだ指摘としては「問題は負けたことよりも、世代交代がうまくいっていないことだ」という意見もあります。
かつての中国男子は、どの時代も若い選手が早い段階から世界タイトルを取り、強敵に勝ち越すという流れが続いていました。
しかし王楚欽以降、その条件を満たす選手がなかなか出てきていないのが現状です。
現時点で最も期待される林詩棟も、世界ランク1位に立ったことはありますが、シングルスの世界タイトルはまだ獲得できていません。
今年の国際大会でも苦戦が続いており、その林詩棟でさえこの状況ですので、陳垣宇や黄友政らへの期待はさらに厳しいものがあります。
結果として王楚欽ひとりが男子シングルスを支える構図になってしまっており、中国メディアも危機感を持って報じていました。
樊振東の復帰は解決策になる?
「樊振東が戻れば問題は解決する」という声もあるようです。
確かにオチャロフやフランチスカに対して勝ち越しており、今なお世界トップクラスの実力を持つ選手です。
ただ王楚欽より年上の樊振東に頼り続けるわけにもいかず、次世代の育成こそが最大の課題だと中国メディアは締めくくっていました。
女子:6選手全員が決勝トーナメント進出!
男子とは対照的に、女子は出場した6選手が全員決勝トーナメント(ベスト16)に進出!
孫頴莎・王曼昱・王艺迪・陳幸同・蒯曼が順当に勝ち上がり、若手の覃予萱も早田ひなを3-1で下して突破しています。
女子の安定感はさすがだといえるでしょう。
男子の苦戦を見ると、世界全体のレベルが上がってきていることを改めて感じます。
以前のような表彰台独占という中国1強では無くなってきているので、各国の選手にとっても大きなチャンスが広がっている時代になってきたのかもしれません。
引き続き大会の行方を追っていきましょう!
【ニュース記事の原文はこちら】
『澳门世界杯:国乒一夜连输德国3场!男队压力巨大,问题出在哪?』
🔽2026年の大会スケジュールはこちら

