こんにちは。らっこです。
2026年3月15日(日)に『WTT チャンピオンズ重慶2026』の女子シングルス決勝が行われました。
結果、張本美和(日本)WR8 4-3 蒯曼(中国)WR5 で張本選手が勝利!
WTTチャンピオンズでは史上最年少での優勝です!!
日本のニュースサイトでも大きく話題になっていますが、中国ではどのように報じられていたのか、早速チェックしていきましょう。
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女子シングルス決勝レポート:張本美和WR8 4-3 蒯曼(中国)WR5
『WTT チャンピオンズ重慶2026』の最終日、女子シングルス決勝は17歳の張本美和(日本)と22歳の蒯曼(中国)による注目の一戦となりました。
7ゲームの激闘の末、張本美和が蒯曼を下し、見事優勝を果たしています。
実は、中国国内で開催されたWTTグランドスマッシュ大会・チャンピオンズ大会において、外国選手が女子シングルスで優勝した史上初の快挙です。
2022年以降、中国国内開催の同大会では男女合わせた全タイトルがすべて中国選手によって独占されてきました。
その記録がついに途絶えた瞬間でした。
決勝の流れ
張本美和WR8 4-3 蒯曼(中国)WR5
| 👑張本美和 | 11 | 9 | 7 | 11 | 11 | 9 | 11 | 4 |
| 蒯曼 | 6 | 11 | 11 | 9 | 6 | 11 | 5 | 3 |
第1ゲームは張本美和が11-6で先取。
第2・第3ゲームは蒯曼が反撃し、2-1と逆転します。
しかし第4・第5ゲームは張本美和が立て直して3-2に。
迎えた第6ゲーム、蒯曼は0-3と追い込まれますが、コーチの馬琳がタイムアウトで立て直し、11-9で逆転。
勝負は最終第7ゲームへともつれ込みました。
決勝ゲームで張本美和は序盤から3連続得点で主導権を握ります。
蒯曼も中盤に食らいつきますが、絶好の攻撃チャンスを張本美和に防がれた瞬間に流れが完全に傾きました。
そのまま11-5で張本美和が逃げ切り、初のWTT上位大会タイトルを手にしています。
張本美和、その強さの秘密

張本美和:網易体育より引用
中国メディアが今大会の張本美和を高く評価したのは、その技術の全面性と年齢を超えた精神的な成熟度です。
準決勝では大藤沙月に第1ゲームを落としながら4連取で逆転。
決勝でも苦しい場面が何度もありましたが、崩れることなく最後まで自分のプレーを貫きました。
かつては中国の若手選手に勝てなかった張本美和が、今や王芸迪・陳幸同といった中国主力選手にも白星を挙げるようになっています。
今回の蒯曼撃破もその延長線上にある結果で、その成長スピードは中国メディアも素直に認めるほどのものがあります。
なお張本美和にとって、WTT上位大会での優勝は今回が初めてのこと。
『WTTチャンピオンズ モンペリエ 2024』『WTTチャンピオンズ フランクフルト 2025』のチャンピオンズ決勝ではいずれも日本選手に敗れていただけに、今回の優勝は特別な意味を持つ一勝です。
蒯曼、決勝での誤算

蒯曼:網易体育より引用
今大会の蒯曼は、決勝前まで本当に素晴らしい戦いを見せていました。
準々決勝では世界1位・孫穎莎を4-2で撃破、準決勝では王芸迪を4-1で圧倒し、「新女王誕生か」とファンを沸かせた選手です。
ところが決勝では一変、張本美和のペースに引き込まれ、終始リズムを掴めないまま終わってしまいました。
中国メディアが指摘した敗因のひとつが戦術の選択です。
蒯曼は得意の速いテンポを活かさず、回転重視のゆっくりとした展開を選びました。
しかし、それは張本美和が最も得意とするスタイルでもあったため、「なぜ自分の強みを捨てたのか」という声がファンからも上がっています。
もうひとつの要因がプレッシャーです。
孫穎莎戦は「挑戦者」として気楽に臨めた蒯曼でしたが、決勝では「主場で優勝しなければ」という重圧が重くのしかかったようです。
張本美和は試合後「今日の私はミスを恐れていなかった。ミスを恐れていたのは彼女の方だったと思う」とコメントしています。
とはいえ蒯曼はまだ22歳で、WTTチャンピオンズ決勝は今回が初めてです。
この悔しい経験が、必ず次につながるはずです。
今大会を振り返って
今大会、中国チームは王曼昱・陳熠・石洵瑶・蒯曼の4選手が日本選手に敗れました。
大藤沙月が王曼昱・陳熠の2人を、張本美和が石洵瑶・蒯曼の2人をそれぞれ下しています。
孫穎莎・王曼昱という絶対的な2枚看板はまだ健在ですが、次世代の争いでは日本選手の追い上げが年々激しくなってきています。
中国メディアは「張本美和の存在はプレッシャーであると同時に、次世代を鍛える原動力にもなりうる」と冷静に分析。
蒯曼が見せた粘り強さと追い上げる力は本物です。
次に同じ舞台に立ったとき、彼女がどんな答えを出すか。楽しみに待ちたいと思います。
【ニュース記事の原文はこちら】
『张本美和打破国乒4年垄断!境内大满贯赛冠军赛国手单打首次丢金』
『4-2赢世界第一,然后3-4输日本小将!蒯曼的“过山车”到底谁背锅』
『决胜局大崩盘!蒯曼不敌美和丢冠,马琳无奈,国乒4将遭日乒击败』
『战胜蒯曼,17岁张本美和重庆夺冠敲响国乒警钟:新生代对决凸显备战紧迫性』
まとめ:中国メディアも認める張本美和の実力
素晴らしい決勝での戦いを見せてくれた張本美和選手!
安定した成績を残し続ける張本選手のチャンピオンズ優勝については実力を認めざるを得ないという評価が多いようです。
中国の次世代代表格の蒯曼選手は22歳ですし陳熠選手も21歳、17歳の張本美和選手とは少し離れています。
張本選手と同世代の台頭を中国チームも目指していると思われますが、下位大会でもそこまで目立つ10代選手が出てきていない状況です。
引き続き、張本美和選手が世代トップで引っ張っていくのでしょう。
今後の世代交代のゆくえも気になりますね。
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